オリジナル電子ブックで 1ヶ月5,000アクセス&15万PV 強みを活かした提案が顧客から好評 | 株式会社エリアマーケティング研究所

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10名以下  士業・コンサルティング 
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株式会社エリアマーケティング研究所様

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業種
広告、エリアマーケティングコンサル
従業員数
1名
利用機能
  • コンテンツ管理

はじめに

ー株式会社エリアマーケティング研究所様の業務内容について教えていただけますか?

松下様:当社は、エリアマーケティングに関連するサービスやビジネスモデルの開発を手がけ、企業と共同で新たなマーケティング手法を提案するコンサルティング企業です。一般的なコンサルティングとは異なり、最小限の規模で実際のビジネスを試行しながら、OM(オペレーション・マネジメント)の提供を通じて、企業と共に成長していくスタイルを取っています。

主な事業領域として、「デジタルサイネージ」「電子出版」「ウエブコンテンツ制作」「飲食店のブランディングや集客支援」を行っています。

ー各事業についてご紹介いただけますと幸いです。

松下様:デジタルサイネージ事業では、最新のデジタルサイネージ機器やシステムのパッケージングコーディネートや、用途に応じた映像コンテンツの企画・制作を手がけています。

さらに、大型商業施設の店頭に設置された「メディアビジョン」という広告メディアを運営し、リーズナブルな価格で地域の中小企業向けの広告枠を提供しています。さらに、AIカメラを活用したデジタルサイネージの視線追跡技術を活用したインタラクティブ広告の開発も進めております。

電子ブック事業では、印刷物の電子化を超えたオリジナルの電子ブック制作を強みとしています。たとえば、静岡県最大のマラソンイベント「静岡マラソン」向けの電子ブックでは、観光地や地元グルメの紹介を盛り込むことで、県外からの参加者にも静岡の魅力を発信しています。

ー多岐に渡る事業を運営されているんですね。

松下様:はい。ウェブコンテンツ事業では、ウェブサイトやポータルサイトの制作に加え、360度パノラマ画像技術や360度外観画像技術(ObjectVR)を駆使したコンテンツ提供をホテル旅館、住宅メーカー、家電メーカー、自動車ディーラー、各種情報サイト運営企業様などに行っています。特に、結婚式場向けの高精度なパノラマ画像やジュエリーの360度画像は、国内の大手ウェディング情報サイト運営企業様からご支持いただいています。

最後に、地域活性化の一環として、飲食店のブランディングや集客支援も行っており、食べ歩きイベント「静岡おまちバル」や日本最大のおでんのフェスティバル「静岡おでん祭」や静岡県か最大級のジャズフェス「ストリートジャズSHIZUOKA」など、年間を通じて多くの来場者を集めるイベントの企画運営にも携わっています。

導入前の課題・導入の決め手

ーActiBookはどのようにお知りになりましたか?

松下様:貴社の前身、スターティアラボ時代の営業担当者と話す機会があって、ご紹介いただきました。

ちょうどその頃、電子出版事業の立ち上げを考えていたんです。でも、当時の電子出版市場では、コンテンツを配信するために専用アプリの導入や専用ソフトを使用した制作が必要で、その手間やコストが大きな課題となっていました。特に、読者にとってもアプリのインストールが障壁となっていたので、より手軽にコンテンツを提供できる方法を模索していました。

そんな時に紹介していただいたサービスが自分の考える条件を満たしていたので、「じゃあやってみようか」と導入させていただきました。

ーActiBookの印象を教えてください。

松下様:当時のオンプレミス型のシステムから利用させてもらっていますが、ActiBookになってからすごく作業スピードが上がっているので、高く評価をさせてもらっています。

ActiBookはURLを共有するだけで閲覧が可能であり、PDFデータがあれば簡単に電子ブックを作成できることから、期待通りのソリューションだと思いますね。専用アプリ不要でブラウザ上で手軽に閲覧できるうえ、リーズナブルなコストで導入できる点が、ActiBookを導入するきっかけになりました。

ーありがとうございます。ActiBookの歴史は意外と長いんですよ。

松下様:過去にはActiBookを活用して専用のポータルサイトを立ち上げ、フリーランサー向きの自費出版を電子ブックで実現しようと、電子ブックの有料ダウンロード販売サービスを行ったこともありましたが、時期尚早だったようで、早晩終了しました(笑)。現在は、「スマホで見れるフリーペーパーの発行」をコンセプトに、ActiBookは運用が手軽ですから、必要最小限の機能に絞られたシンプルな構成を前面に出してサービス展開しています。

施策内容

ーActiBookを使ってどのような施策を実施されていますか?

松下様:オリジナルの電子ブックを発行しています。具体的には、フリーペーパーのバックナンバーの電子化や、イベントプロモーター向けのオリジナル電子ブック発行、ECサイトと連動した電子カタログの提供など、多岐にわたって活用させていただいています。また、クライアントの会社案内や学校の案内、会報誌などにも利用しています。

最近では、イベント主催者に向けた提案が増えており、直近では、静岡市の国際交流課様との連携事例がありますね。同課では、国際会議の誘致を通じて関係人口を増やす取り組みを行っており、イベントの一環として「フレンチでしぞ~か味巡り」という食べ歩き企画を実施しました。

市民にフランス文化を身近に感じてもらうことを目的とし、その公式ガイドブックを電子ブックで制作しました。結果として、31店舗の飲食店情報を掲載し、利便性の高いガイドブックとしてご好評いただきました。

導入後に得られた成果

ー導入後に得られた成果について教えてください。

松下様:長年電子ブックとして提供させていただいている街バルの「バルマップ」は、紙のフリーペーパー版もありますが、コストの面から電子化を推進しています。

イベントの約1ヶ月前に発行し、開催期間中のアクセス数は約5000、ページビューは最大15万PVに達します。電子ブックはスマホで手軽に閲覧できるため、夜のイベントでも見やすいのが魅力です。参加者からのフィードバックをもとに、改善を重ねているところです。

ーActiBookをご提案された際の、お客様の反応はいかがですか?

松下様:ActiBookをご提案すると、お客様からは「面白いね!」という反応が多く寄せられます。特に、リンクやボタンを活用し、アプリのように操作できるオリジナル機能を紹介すると、「おお~っ!」と驚かれることがよくあります。紙をめくるような操作感も好評で、視覚的な楽しさを受け入れてもらっていると思います。

ActiBookを使用した感想

ーActiBookを使用いただいているご感想をお聞かせください。また、ご要望などがありましたら教えていただけますか?

松下様:ActiBookに対しては、縦スクロール機能の追加を熱望します。スマホ時代なので、最初にご提案する際、皆さん必ず縦スクロールで操作しようとされるので。

また、アクセス解析の面では、ユニークユーザー(UU)が把握できない点が改善されると嬉しいです。フリーペーパーは発行部数でユーザー数を推測できますが、電子ブックでは正確な閲覧人数がわからないため、コスト評価の精度が向上できたらいいなと思いますね。また強いて言うなら、EC機能などの決済機能などがデフォルトのオプションであるとより良いと感じます。

ーどのような企業にActiBookが合うと思いますか?

松下様:ActiBookは、不動産や大学など、大量の資料を扱う業種や、自動車ディーラーや保険業など、多くのパンフレットを管理する業態に適していると思います。また、飲食店の電子メニュー、求人や不動産などの地域情報の発信、旅行会社や行政のツアーガイドブックなど、幅広い用途に対応できるのではないでしょうか。

特にフリーペーパーをそのまま電子化できる点が強みで、紙の「ペラペラめくる」感覚とデジタルの検索性を併せ持ち、潜在的需要と顕在的需要を効果的に引き出せると思いますね。また、弊社の提供するパノラマ画像やVR技術を活用することもできるので、物販カタログや旅行ガイドブックなどに応用したり、イベントプロモーターで活用したりしてもいいと思います。

今後の展望

ー今後の展望について教えてください。

松下様:ハイブリッド型の情報提供にも注力していきたいです。例えば、エリアマップは紙媒体を活用し、詳細なメニューや店舗情報は電子ブックで提供するなど、デジタルとアナログを組み合わせた発信方法を採用できたらいいと考えています。

また、インバウンド需要の高まりに対応した外国人向けグルメツアーガイドブックをはじめ、写真集や、ECサイトと連動した通販カタログの展開なども視野に入れています。

ActiBookの活用は、目下、飲食店情報の活用がメインですが、今後は飲食業界に限らず、先にも述べた通り、さまざまな分野での応用を広げ、より多くのビジネスに貢献していきたいですね。

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