株式会社JR東日本クロスステーション様
内容の差し替えが簡単にでき、リンクが変わらないので手間が減った。
目次
ーActiBook導入前の課題をお聞かせください。
松井様:「グランスタ」(JR東京駅エキナカ商業施設)のホームページに、わかりやすい地図を掲載したい、という課題がありました。
もともと、館内のフロアマップと同じものを掲載していましたが、「マップがわかりにくい」「そもそも、グランスタへの行き方がわからない」というお客様の声が多く寄せられていました。
そこで、マップを改善したり、グランスタまでの行き方を写真とともに説明したり、駅の地図を掲載したりしました。しかしお客様によって「わかりやすさ」の基準は異なります。何度対策しても、わかりにくいという声はなくなりませんでした。
また駅構内では、店舗の入れ替えや工事による地図の変更が珍しくありません。道順を掲載すると、変更があるたび、情報の更新が必要です。分かりやすくしなければならない一方、情報更新のコストも課題でした。
こういった状況の中、提供できる情報でどのように課題解決をするべきか悩んでいました。
ー導入の決め手をお聞かせください。またActiBookの導入で期待していたこと、不安だったことはありますか。
松井様:地図に関しては長年の課題で、確実な解決策はわかっていません。まだまだ改善の余地があります。
店舗名をクリックすると詳細情報にアクセスできるようなデジタルマップの導入も考えましたが、解決策が見つからない状況では導入のハードルが高く、費用面でも大きな投資をするのは難しいという問題もありました。
やはり気軽に始められて、お客様の反応を見ながら自分たちでカスタマイズできるツールが良いなと。そういった内容を協力会社さんにお話した所、ActiBookを紹介いただきました。
ActiBookは始めやすいシステムで、手頃な価格が魅力的でした。リンクボタンの埋め込みができるため、各階のマップに埋め込めば、デジタルマップのような仕組みが作れることも期待していました。
ただリンク先のドメインが変わってしまうので、その点は少し不安でした。外部リンクになるため、気にされるお客様もいるのではないかと。しかし現状、そういった声は聞こえませんし、アクセス数も減少していません。問題なく利用できています。
ー現在、ActiBookをどのように利用していますか。また導入して感じた成果をお伺いしたいと思います。
松井様:ホームページに掲載しているフロアマップをクリックできるようにして、地図からショップ詳細ページまで、そのまま流入できるように変更しました。
また、ActiBookにPDFを掲載しておけば、データを差し替えてもリンクは変わりません。そのため、店舗情報やスタッフ向けの研修資料など、頻繁に差し替えや更新がある資料のリンクを掲載する場所として活用しています。
また凝ったLPにする必要はないがページは必要、という時にもActiBookは役立っています。
ActiBookの導入で、フロアマップから詳細ページへ行けるなど、地図に付加価値ができました。内容の差し替えが簡単にでき、リンクが変わらないのも助かっています。
以前はページの更新を行う場合、制作会社に依頼をする必要がありましたが、現在は自分たちで簡単に差し替えられるようになりました。
ー今後、ActiBookを活用して行いたい施策などはありますか?
松井様:現状、問題なく利用できているので引き続き活用していきたいです。もともと、フロアマップをリンクボタンにできる点を期待して導入しましたが、現在は更新してもリンクが変わらないことを生かし、別の利用方法でも役立っています。
このように、課題解決策としてActiBookが使える場面は多いのではないかと感じています。今後課題が出てきた際は、解決方法のひとつとしてActiBookを活用していきたいです。