クラウドサーカス株式会社が提供する電子ブック作成ツール「ActiBook」を導入されているお客様の事例をご紹介します。
今回はファイテン株式会社の広告宣伝部・市田様に取材をさせていただきました。
 
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ファイテン株式会社様
ファイテン株式会社様は、「すべては健康を支えるために」をコンセプトに、化粧品・医薬部外品・医療機器・ヘアケア商品・スポーツ関連商品・健康食品・健康グッズなど衣食住に関わるさまざまな商品を販売しています。化粧品に関しては自社ブランド「AQUAGOLD(アクアゴールド)」「京のおしろい落とし」を展開。お客様のニーズに合わせた商品開発を行うため、京都の自社工場で製造を行い、安心・安全な商品をご提供しています。
浦:ActiBookの導入にあたり、御社で抱えていた課題についてお聞かせください。
市田様:弊社では社内の情報共有の一環として、社内動画を配信しています。ActiBook導入前はクローズド型の配信プラットフォームに動画をアップし、その動画のURLをPDFに貼り付けて社員に共有するという形を取っていました。
動画をアップする度にその作業が発生し手間がかかるうえに、動画の再生回数も伸びておらず、あまり動画が見られていないという課題がありました。そんな中でその配信システムのサービスが終了になり、代わりのツールを導入しようと思ったのがきっかけです。
浦:周知のための動画が見られていないのは歯がゆいですね。ちなみに社内動画ではどのようなコンテンツを配信しているのでしょうか?
市田様:店舗で販売する新商品の告知がメインですね。健康食品や化粧品を中心に、商品に配合されている成分や効能について説明しています。ほかには弊社代表取締役による年頭挨拶動画などのメッセージ動画もアップしています。
浦:ActiBookはどのような経緯でお知りになったのでしょうか?また導入の決め手についてお聞かせください。
市田様:御社からご連絡を頂いたのがきっかけですね。お話を聞く中で、IDとパスワードを発行すればクローズドで閲覧できるところや、専用の本棚サイトに動画を格納できる点に魅力を感じました。
またPDFやOfficeファイルにも対応しているので、商品カタログを電子ブック化したものを営業先にも共有できるなと思い、導入を決めました。
浦:ActiBookを導入するうえで期待したことについて教えてください。
市田様:期待したのは社内動画のアップ作業の簡略化と、電子ブックの利用によるスムーズな商談の実現、印刷費の削減ですね。
浦:実際印刷費は下がったのでしょうか?
市田様:そうですね。弊社には海外事業部という部署があり、これまでは紙の商品カタログを発行する度に、発送コストをかけて海外の代理店に送っていました。現在は電子ブックのURLを海外の代理店に送るだけで済んでいるので、発送や印刷にかかる費用を大幅に削減できています。
浦:逆に導入時に不安だったことはありますか?
市田様:社員がActiBookに慣れるかどうか心配でしたが、ActiBook移行後も「社内動画の閲覧方法がわからない」などの問い合わせはなかったので良かったです。
浦:スムーズに移行されたとのことで良かったです。ActiBookの導入によって得られた成果についてお聞かせください。
市田様:社内動画に関しては閲覧数がかなり増えました。理由としてはActiBookがレスポンシブ対応しているのが大きいと思います。弊社では各店舗にiPadを設置していますが、以前利用していた配信システムでは、レスポンシブ対応がされていなかったんです。
浦:デバイスごとに最適な画面表示が行われるレスポンシブ機能が実装されていないと、文字や動画が見づらかったり、画面の操作がし辛いですよね。
市田様:ActiBookはiPadからの閲覧はもちろんのこと、スマホやパソコンなどどのデバイスでも快適に見れるので、閲覧数の増加につながったんだと思います。
浦:効果をご実感いただけて嬉しいです。社内動画のほか商品カタログを電子ブック化し、営業用ツールとしてご利用いただいていますが、社内の反応はいかがでしょうか?
市田様:概ね好評のようです。代理店用のカタログ制作を行っている担当者に話を聞いたところ、「営業が紙のカタログを持ち歩く必要がなくなり喜んでいる」と話していました。資料の差し替えも簡単にできるので、常に最新の情報が反映されたカタログを持ち歩けるのは営業にとってもメリットだと思います。
浦:ほかに効果を感じたエピソードがありますか?
市田様:弊社ではBtoB企業向け資料や会社案内に、商品の広告塔として起用したスポーツ選手やモデルを掲載しています。スポーツ選手やモデルをページに載せることで会社の印象が良くなる反面、資料が独り歩きし、契約期間終了後も誤って使用されるリスクがありました。ActiBookには電子ブックの転送・印刷禁止機能があるので、そのリスクが軽減されたのは非常に良かったですね。
浦:今後ActiBookを使ってやっていきたいこと、展望などがありましたら教えてください。
市田様:ActiBookに搭載されているログ機能をもっと活用していきたいです。誰がどのページを見ているのかまで分かるのはActiBookの優れた機能のひとつなので、積極的に使いたいと思います。
浦:ログ機能に関しては、今後「ユーザーログ」という新機能※がリリースされる予定です。現在は電子ブック1冊に対し、ひとつのユーザーIDしか発行できませんが、新機能の実装によって閲覧ユーザーごとにIDを発行でき、電子ブックのどのページを何分何秒まで見たかという細かいデータが取れるようになります。
※2023年3月28日にリリースいたしました。
市田様:それはいい機能ですね!アップデートが楽しみです。そのほかの活用方法としては、人事にアカウントを付与し、新入社員の研修資料の閲覧に利用できないかと考えています。そこは社内調整をしながら進めていきたいですね。
今回はインタビューのご協力ありがとうございました!