学校案内パンフレットを電子ブック化。ログ機能をフックに私立学校への営業提案がしやすくなり、案件獲得が増えました|株式会社アドリンククリエイティブエージェンシー様

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B!

クラウドサーカス株式会社が提供する電子ブック作成ツール「ActiBook」を導入されているお客様の事例をご紹介します。

 

今回は株式会社アドリンククリエイティブエージェンシーの後久保真奈美様に取材をさせていただきました。

 

 

 

株式会社アドリンククリエイティブエージェンシー様

https://adlink-jp.com/

 

 

 

事業内容

株式会社アドリンククリエイティブエージェンシー様は、2011年に広島県で創業した総合広告代理店です。設立当初はフリーペーパーやテレビなどのメディア広告がメインでしたが、時代の変化にあわせて業務の幅を広げ、現在は学校広報物(パンフレット、ポスター・チラシ、ホームページなど)や企業のパンフレットやホームページ、LP制作を手掛けています。また、メディアの広告制作・出稿も行っています。



導入前の課題

浦:まずはじめにActiBookを導入しようと思った経緯についてお聞かせください。

 

後久保様弊社が運営している私立学校情報サイト「デジパラスクール」のオープンがきっかけです。オープンにあたり、私立中学・高等学校の学校案内パンフレットをデジタルブック化する必要がありました。

 

浦:デジタルブック化は外部に委託していた形でしょうか?

 

後久保様:そうですね。いままでは制作会社に依頼していました。制作会社からPDFデータをWeb用データに変換したものを私が受け取り、そのデータを別の制作会社に依頼してホームページに組み込んでもらい、デジタルブック化していました。

 

そのためPDFデータの修正やコンテンツの更新作業が発生する度に、制作会社に連絡を取り、Web用データを作り直してもらっていました。

 

浦:なかなかたいへんな作業ですね。ちなみに制作会社に依頼後、Web用データは何日くらいでいただけるのでしょうか。

 

後久保様:たとえば修正対応が1点の場合、早ければ1,2日のうちに返ってきますが、修正が多いと最長で1週間かかったこともありました。そこからまた私がホームページにこのWebデータを入れてくださいという指示出しを行うため、即日反映は難しく、作業効率もあまり良いものとはいえませんでした。

 

浦:デジタルブックの制作にかなりの工数がかかっていたんですね。

 

後久保様そうなんです。あとは最新版Googleアナリティクス「GA4」に対応していないのも理由のひとつです。GA4の対応時期について確認したところ、早くても半年から1年後くらいになり、GA4に対応した場合はまた新たにWeb用データを作り直す必要があると告げられました。

 

『デジパラスクール』では、31校(※2023年3月時点)の私立中学・高等学校の学校案内パンフレットをデジタルブックで公開しています。制作会社を通した場合、毎年Web用データを入れ替える作業が発生するうえに、制作会社がGA4に対応したタイミングでまたすべてのデータを作り直さないといけません。これはコスト的に見合わないなと感じ、急遽他社のツールを探すことにしました。

 

選定理由

浦:いろいろなツールを検索されたと思いますが、その中でActiBookを選んでいただいた理由は?

 

後久保様インターネット上でデジタルブック化が即時に完了し、何度でも作り直しや更新ができるところです。これまでデジタルブックの制作は外部に委託していたので、自社で内製化が行えるのは非常に魅力的でした。

 

浦:ActiBookのフリープランもご利用いただいたそうですね。

 

後久保様導入前提で少し利用しました。操作も簡単で使いやすそうな印象を受けました。その後、ActiBook担当者の話を聞き、詳細なアクセスログが取れる点においてもメリットが大きいなと感じました。

 

浦:ありがとうございます。ActiBookのログ分析はアクセス数、ページビューはもちろんのこと、ブックを閲覧した導線やどのユーザーが何の端末でブックを閲覧したのかまで細かくデータを取れます。

 

後久保様おそらくGA4のログ分析でもそこまで深く追求できないと思います。費用面も許容範囲内でしたし、課題解消には最適なツールだと思い導入を決めました。

 

活用と効果

浦:実際にActiBookをご利用いただいていかがでしょうか?

 

後久保様:フリープラン使用時に感じていたとおり、簡単に操作でき期待どおりでしたね。ただ社内で使用するにあたり、ほかの社員やスタッフが使いこなせるか少し心配でしたが、操作性に優れているので特に問題なく利用できています。

 

浦:ActiBook導入によって得られた成果があれば教えてください。

 

後久保様誰でも電子ブックを作成できるようになったことです。私が取材で不在時でもスタッフが代わりに対応するようになり助かっています。

 

あとはActiBookをフックに私立学校への営業提案がしやすくなりました。先生方に『デジパラスクール』で公開している学校案内パンフレットをお見せすると、興味深く見ていただけるので、話の土台に乗りやすくなります。特に閲覧者のログデータを取れることをお伝えすると、「いままでそんなことを考えたこともなかった」と驚かれる先生方が多いです。

 

ログデータを見ながら、「パンフレットのこのページが結構見られていますね」や「この時期だからこそ閲覧されているのかもしれないですね」といった具体的なお話ができるようになり、そこからパンフレットやホームページ制作の提案をしています。

 

浦:ActiBookを活用した素晴らしい営業方法ですね!

 

後久保様結果、複数の学校からパンフレットやホームページの見積り依頼をいただき、すでに1件受注しました。ActiBookを導入したことで、営業提案の土台ができ、弊社の主力事業である制作に持ち込みやすくなったのは一番の成果です。

 

今後の展望

浦:今後ActiBookを使ってやっていきたいこと、展望などがありましたら教えてください。

 

後久保様『デジパラスクール』の公開をきっかけに、学校への提案チャンスが広がったのを感じています。今後もより一層ActiBookを利用し、学校の広報制作を増やしていきたいです。

 

また現在ActiBookは単体で使用していますが、ActiBookと連携できるMAツール「BowNow」を組み合わせた営業方法にも関心があります。自社サイトに訪れたユーザーを可視化できるBowNowと連携させることで、どういう学校が弊社を見ているのかというデータを取れたり、こちらでは気づかなかったニーズに気づける可能性があります。

 

浦:両ツールの連携によって、より適切なタイミングで学校へのアプローチができると思います。

 

後久保様そうなんですね!弊社も効率の良いインターネット上での営業活動を行いたいと考えています。情報発信の在り方やマーケティングにどう活用できるか、営業現場の現状などを踏まえながら検討していきたいです。

 

今回はインタビューのご協力ありがとうございました!

執筆者

浦 将平

7年間マーケターとして従事。
法人向けの顧客管理ツールやデータ統合ツール、CMSのマーケティングに携わる。 2022年にクラウドサーカスに入社し、チャットボット・電子ブックのマーケティングを担当。 現在はクラウドサーカス全体のマーケティング戦略に従事。

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