電子ブックとは?電子ブックのメリットから作成方法までご紹介

電子ブックとは?電子ブックのメリットから作成方法までご紹介

電子ブックとは?

パソコン・タブレット・スマートフォンなど様々な媒体から気軽に利用できる電子ブックは、その利便性・訴求力の高さから、現在あらゆる業界において導入が進んでいます。

本記事ではメリットや作成方法、導入費用など、電子ブックについて詳しくご紹介します。

電子ブックとは

電子ブックとは、一般的にWeb上で表示可能な電子冊子のことを指します。Web上でも実際の紙媒体を読んでいるような見せ方ができるのが特徴で、ページをめくるような使用感でコンテンツを閲覧することができます。

また、電子ブックでは、音声や動画などの掲載や、ログデータの取得、テキスト検索など、紙媒体では不可能なコンテンツ・機能を活用できるのも大きな魅力です。機能をうまく活用すれば、情報を伝えるだけでなく、効果的なマーケティング活動へとつなげることもできます。

電子ブックは大きく分けて2パターン

電子ブックには、カタログやパンフレット、雑誌類など、ビジュアルが多く使用される「画像(FIX型)」と、電子小説や読み物として使われる「リフロー型」の2パターンあります。

「画像(FIX)型」は、カタログ・資料用として普及しており、既存の紙データを2次利用できるのが特徴です。専門知識がなくても数分で作成できるというメリットがあります。

一方「リフロー型」は電子書籍用として普及しており、端末に最適化することができます。このパターンを作成するのには専門知識が必要で、制作日数は2日以上かかることが多いです。

電子ブックのユーザー評価 

株式会社デジタルベリーが行った「デジタルカタログ市場調査アンケート 第4回」では、電子ブックは過半数(54.3%)のユーザーに便利と感じられていることがわかっています(不便と感じたのは16.6%)。

特に「紙でカタログを保管する必要がない」「紙媒体と近い感覚で操作できる」「資料請求が不要なため手間がかからない」など「保管不要・操作性・手間いらず」という点が支持されています。

電子ブックとPDFの違い

電子ブックへの疑問としてよく挙がるのが「PDFとの違い」です。本章では電子ブックとPDFとの相違点を詳しくご説明します。

リッチコンテンツとしての活用

電子ブックでは音声や動画を埋め込むことができるため、リッチコンテンツとして活用することが可能です。PDFにはURLを貼り付けることはできますが、埋め込みはできません。

また、電子ブックでは画像の切り取りやメモ・ペイントの書き込みが可能で、それらをシェアすることもできます。

常に最新の情報を提供できる

PDFでは、一度ダウンロードされたものを最新の情報に更新したり、記載されているデータを削除したりするなどの管理ができません。電子ブックでは、情報を差し替えるだけで、閲覧者側の電子ブックデータを全て最新のデータに変換することができるため、常に最新の情報をユーザーへ提供することができます。

ログデータの取得

資料を配信した際に、PDFでは「○人が資料をダウンロードした」ということしかわかりませんが、電子ブックでは「どのページがどれくらい見られたか」というより詳細なログデータを取得することができます。

取得したデータを解析することで、恒常的に業務を改善していくことが可能になります。

読まれやすさ

同じ媒体を電子ブックとPDFで見せたときに、どのような読まれ方の違いがあるのかを調査した実験において、「電子ブックはPDFに比べて全頁確認されやすく、最後まで読まれやすい」という結果が出ています。

またgooリサーチの調査では、PDFはユーザーから嫌われる傾向にあることが判明しており、電子ブックとPDFのには「読まれやすさ」という点において、大きな違いがあるといえるでしょう。

では電子ブックにはどのようなメリットがあるのでしょうか?次章で詳しくご紹介します。

電子ブック導入のメリット

電子ブックの導入には従来の印刷物では叶わなかった、デジタルならではの様々なメリットがあります。

コスト削減

電子ブックは紙を使用しないため、 従来掛かっていた印刷代や製本代などのコストを大幅に削減できるというメリットがあります。郵送も不要となるため、郵送代や郵送に係る工数を削減することも可能です。

企業によっては電子ブックを導入することで数百万円のコスト削減を実現しています。

簡単に作成・公開・修正できる

電子ブックは知識不要で誰でも簡単に作成できるのが大きな魅力のひとつです。作成した電子ブックはユーザーにURLを共有するか、Webサイトに埋め込むだけで即座に公開できます。

また、印刷物では印刷後に修正が必要となった場合に刷り直しや資料の再送など大きな労力を要しますが、電子ブックでは、公開後でも新しい資料に差し替えるだけで共有したURLはそのままで、ユーザーに正しい情報を届けられます。

例えば、カタログの商品名に誤字が発覚した場合、元データを修正して電子ブック作成画面に修正データを再アップすると、公開済の電子ブックが自動で修正後のデータに更新されます。また、社内マニュアルを最新のものに差し替える際にも、電子ブックであれば URL再共有が不要になるので便利です。

部数の制約がない

紙を使用しないため部数の制約がなく、より多くのユーザーに資料を閲覧してもらえます。一度公開してしまえば、閲覧数に制限がなく公開を維持できることに加え、在庫切れや増刷のための追加費用の心配も不要。 少ないコストでより多くのユーザーにアクセスしてもらうことが可能になります。

ログデータ取得可能

電子ブックでは、ダウンロード数だけでなく、資料の閲覧数やどのページが多く読まれたかなど詳細なログデータを計測することができます。取得したデータを分析してマーケティング戦略に活かすなど、資料公開後の恒常的な改善に利用でき、コンテンツの品質向上へつなげられます。

ユーザーを選ばない

電子ファイルによる情報提供では、ユーザーが利用するデバイスによって表示できなかったり、フォントやレイアウトが崩れてしまったりするという問題があります。

電子ブックはどのデバイスでもブラウザからアクセスできるので、ユーザーの環境に依存せずにコンテンツを提供することができます。

また、デバイスひとつで場所を選ばずに閲覧することができるため、営業活動における利便性の良さもメリットのひとつといえるでしょう。

電子ブックのメリットについて詳しく見てきましたが、実際に作成するためにはどのような方法があるのでしょうか?

電子ブック作成方法

電子ブックの作成方法は2つあります。1つは「電子ブック作成ツール」、もう1つは「制作代行」です。では、詳しくみていきましょう。

電子ブック作成ツール(SaaS/クラウド型)

電子ブック作成ツールにはPCにインストールして利用する「PCソフトウェア型」と、ブラウザベースで制作作業が完結する「SaaS/クラウド型」がありますが、本記事では誰でも簡単に利用できる「SaaS/クラウド型」をご紹介します。

「SaaS/クラウド型」作成ツールの最大の特徴は、ブラウザ上で利用できるため、インターネット環境があればいつでも誰でも電子ブックを作成できるという点です。シンプルな機能で制作難易度も低く、難しい知識がなくてもすぐに作成することができます。

また、作成ツールでは自分でコンテンツを管理できるため、好きなタイミングで資料の更新ができるなど、自由度が高いというメリットがあります。無料で利用できるツールも登場しているので、「まずは試しに電子ブックを利用してみたい」という方にもおすすめの作成方法です。

制作代行

制作代行は、印刷物の原本を業者に渡して、スキャンから電子ブック化までを代行してくれるサービスです。「1冊○○円〜」と費用がかかるほか、冊数やページ数によって従量課金が発生するため、1回のみの制作で済むユーザーや、更新頻度が低いユーザー、予算が豊富にあるユーザーなどに向いています。

コンテンツの更新や修正では、内容を逐一指示する必要があるため、作成ツールに比べると自由度は下がるでしょう。

無料で始めるなら電子ブック作成ツールActiBook

電子ブックについてよくわかったところで、「試しにどんなものか利用してみたい」と思われた方もいるのではないでしょうか。そこでおすすめしたいのが、無料で利用できる電子ブック作成ツール「ActiBook(アクティブック)」です。

「ActiBook(アクティブック)」は、誰でも簡単にわずか3ステップで電子ブックを作成できます。

電子ブックフリープランの利用可能期間は1週間〜30日間ほどに設定している企業が多いですが、 「ActiBook」は利用期間に制限がなく、ずっと無料で使えるのが大きな魅力です。そのため、費用対効果を気にせずに始めることができます。

また、電子ブック公開サイト機能やログ閲覧など、便利な機能もフリープランで利用することが可能です。導入・公開を簡単に行える機能が充実し、知識がなくても容易に運用できます。

7700社(2021年9月末時点)が導入している「ActiBook」。電子ブックの導入を検討している方は、まずは試しに利用してみることをおすすめします。


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