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デジタルカタログ制作会社おすすめ12選|費用相場と失敗しない選び方【2026年最新】

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デジタルカタログ制作会社おすすめ12選|費用相場と失敗しない選び方【2026年最新】

デジタルカタログの制作を外注できる会社は、「制作代行に特化した会社」「印刷会社系」「Web制作会社系」の3タイプに分かれ、20ページ程度のカタログで5,500円〜13万円と、依頼先によって10倍以上の価格差が生じます。この差は品質の差ではなく、料金体系(基本料金の有無)と対応範囲(原稿整理やデザインを含むか)の違いによるものです。

本記事では、デジタルカタログの制作を依頼できる12社を比較表で整理したうえで、費用相場・選び方の6つのポイント・依頼の流れを解説します。あわせて、外注せずに自社で作るという選択肢と、その判断基準もご紹介します。

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デジタルカタログ制作会社おすすめ12選【比較表】

まずは主要12社を、タイプ・費用の目安・最短納期で比較します。「制作代行」は1冊ごとに費用が発生する外注型、「自社制作ツール」は月額(または年額)で自社が作成・更新する内製型です。

会社/サービス名 タイプ 費用の目安 最短納期 特徴
ウェブdeカタログ 制作代行 20Pまで一律5,500円(税込)/21P以降110円/P 最短即日 基本料金なし。PDF設定済みのリンク・目次は追加費用なしで反映
ActiBook 自社制作ツール 月額制(契約容量内なら冊数無制限)/無料プランあり アップロード後すぐ 利用実績22,000社以上。PDFをアップするだけで作成。閲覧ログや閲覧通知・セキュリティなども対応
トリックスター 制作代行 1〜100P一律5,000円(税抜・シンプルプラン) 2〜3営業日 ページ数一律の明朗会計。料金シミュレーターと無料サンプル作成あり
デジタルベリー 制作代行 ページ単価1,500円以下 要問い合わせ 制作実績1,500社以上。外国語版・全文検索などオプションが豊富
デジタルマックス(LiveBook) 制作代行 初期費用0円/1ページ500円〜 最短即日 制作実績10,000件超。EC連動・クイックカートに対応
ロゴスウェア 制作代行(ツールベンダー) ページ単価320円〜(バリュー) 最短翌営業日 誤字・変色など意図しないミスは無償対応。内製への移行もしやすい
スマートゲート 制作代行 要見積もり 要問い合わせ 1,800社以上の取引実績。ファイル一式納品で自社サーバー配信も可能
フジプラス 印刷会社系 要見積もり 要問い合わせ 紙とデジタルを同時制作。本棚形式での一覧表示に対応
TOPPANクロレ 印刷会社系 要見積もり 要問い合わせ 企画・撮影・デザイン・印刷・配送までワンストップ
JITSUGYO 印刷会社系 要見積もり 最短即日 紙媒体のスキャンからのデジタル化にも対応
日広 印刷会社系 要見積もり 要問い合わせ 原稿整理・校正体制を含む上流工程から相談できる
IRODORI(タクトシステム) 制作会社系 要見積もり 要問い合わせ デザイナー・DTP・校閲を社内に保有。確認工数を最小化する体制

※料金は各社公式サイトの公開情報をもとにした目安です(2026年7月時点)。仕様・ページ数により変動するため、必ず見積もりでご確認ください。

ウェブdeカタログ(株式会社マルウェブ)

基本料金を設けず、20ページまで一律5,500円(税込)という明快な料金体系が特徴の制作代行サービスです。21ページ目以降は1ページ110円(税込)の加算のみで、月額費用は発生しません。

PDF側にあらかじめリンクや目次(しおり)を設定しておけば、追加費用なしでカタログに反映されます。自社でPDFの設定ができない場合は、リンク設置代行を有料オプションとして利用できます。最短即日納品に対応しているため、展示会直前など納期に余裕がないケースにも向きます。

向いている企業:印刷用のPDFがすでに手元にあり、とにかく安く・早くWeb公開したい企業

公式サイト:https://www.webdecatalog.jp/

ActiBook(クラウドサーカス株式会社)

12社のなかで唯一、外注ではなく自社で作るタイプとして掲載しているのが、デジタルブック・デジタルカタログ作成ツール「ActiBook(アクティブック)」です。PDFやWord、Excel、PowerPointを管理画面にアップロードするだけで、3ステップでデジタルカタログを作成・公開できます。国内22,000社・60業界以上での導入実績があり、サービス継続率は99.3%と、実績も豊富です。

制作代行との違いは、次の3点に集約されます。

1. 契約容量内であれば、何冊作っても料金が変わらない
制作代行が1冊ごとの課金であるのに対し、ActiBookは契約容量の範囲内であれば冊数の制限なく利用できます。商品カタログ・会社案内・営業資料と電子化したい冊子が複数ある企業ほど、1冊あたりのコストが下がります。

2. 修正が即日・追加費用なしで完結する
価格改定や商品追加が発生しても、修正したPDFを差し替えるだけです。同じURLのまま最新版に更新されるため、配布済みのリンクを送り直す必要もありません。見積もりも納期調整も発生しません。

3. ページ別の閲覧ログが標準で取得できる
どのページが何回見られたか、どんなキーワードで検索されたかを記録できます。営業がカタログを送った後に「どこを読まれたか」がわかるため、次のアプローチの精度が上がります。実際に、お礼メールの返信率10%・商談機会の創出につながった事例も報告されています。

操作は管理画面へのアップロードのみで、専門知識やデザインソフトは不要です。無料で試せるプランも用意しているため、制作会社に見積もりを取る前に、まず自分で1冊作って使用感を確かめるという進め方もできます。

向いている企業:カタログを更新する機会がある企業/電子化したい冊子が複数ある企業

公式サイト:https://actibook.cloudcircus.jp/

株式会社トリックスター

料金体系のわかりやすさが際立つ制作代行サービスです。オプションなしの「シンプルプラン」は1〜100ページが一律5,000円(税抜)、101〜200ページで10,000円と、ページ数の帯ごとに価格が固定されています。ページ単価の積み上げではないため、ページ数の多いカタログほど割安になります。

ロゴ・目次・リンク・動画埋め込みなどを追加したい場合は「カスタマイズプラン」となり、ページ数に応じた基本料金にオプション料が加算されます。公式サイトに料金シミュレーターが用意されているほか、発注前に無料でサンプルを作成してもらうこともできます。納期は2〜3営業日です。

納品形式はHTML5ファイル一式のzipで、自社サーバーへのアップロードが前提です。自社サーバーで動作しない場合に備え、月額1,000円の配信サーバーも用意されています。

向いている企業:ページ数が多く、機能は最小限でよいので費用を抑えたい企業

公式サイト:https://web-trickster.com/service/digitalcatalog/

株式会社デジタルベリー

HTML5デジタルカタログの制作代行を手がけ、制作実績は1,500社以上にのぼります。ページ単価1,500円以下を掲げ、高速起動とマルチデバイス対応を特徴としています。

オプションの幅広さが強みで、リンク設定、ツリー式INDEX、商品・全文検索、外国語版、SNS共有、音声・動画の挿入、複数カタログをまとめて公開するカタログスタンドなどに対応します。デザイン性を重視したい場合やアクセス解析を重視したい場合には、用途別の別サービスも用意されています。プライバシーマークを取得しており、社内規程や顧客情報を含む冊子を扱う場合にも検討しやすい体制です。

向いている企業:多言語対応や検索機能など、要件が明確に決まっている企業

公式サイト:https://www.digital-catalog.jp/

株式会社デジタルマックス(LiveBook)

日本の電子カタログ業界における草分け的な存在で、制作実績は10,000件を超えます(2022年3月時点の公開情報)。初期費用0円・1ページ500円〜という価格帯ながら、スキンデザインのカスタマイズや全文検索機能の追加にも対応します。

ページめくりとスライドの両方に対応したHTML5ビューアを標準装備しており、EC連動時のリンク色指定やクイックカートシステムの搭載など、通販事業者向けのカスタマイズに強みがあります。制作体制の一部を海外に構築することでコストを抑えている点も特徴です。

向いている企業:ECサイトと連動させ、カタログから購入までつなげたい通販事業者

公式サイト:https://www.digitalmax.jp/livebook/

ロゴスウェア株式会社(デジタルブック制作代行サービス)

デジタルブック作成ソフト「FLIPPER U2」を開発するベンダーが提供する制作代行です。PDFを送るだけで最短翌営業日に納品され、料金は目的に応じた3グレードが用意されています。最も安い「バリュー」はページ単価320円からです。

特徴的なのは、原稿の誤字・脱字や色の変色など意図しないミスについて無償で対応する点と、出来上がりを確認してからの支払いになる点です。ツールベンダーによる代行のため、最初は代行で作り、運用が軌道に乗ったら自社ツール運用へ切り替えるという移行もしやすくなっています。

向いている企業:将来的な内製化を視野に入れつつ、初回は外注で立ち上げたい企業

公式サイト:https://service.logosware.com/flipper/

株式会社スマートゲート

創業以来1,800社以上の出版社・企業との取引実績を持つ制作会社です。HTML5対応のデジタルカタログを制作し、ヒアリングをもとに必要な機能を選定して提案します。

特徴的なのは、デジタルカタログのファイル一式を納品してもらえる点です。自社サーバーに設置すれば自社ドメイン配下で配信でき、URLの見え方にこだわりがある企業や、社内システムと同居させたい企業に適しています。組版・デザインの相談や、紙媒体での印刷にも対応します。

向いている企業:自社ドメイン・自社サーバーでカタログを配信したい企業

公式サイト:https://smartgate.jp/solution/catalog/

株式会社フジプラス

カタログ・パンフレット・書籍・DMなどを手がける印刷プロダクションです。印刷データをそのまま活用し、紙媒体と同時にWebへ公開できるため、紙とデジタルで別々の会社に発注する手間とコストを削減できます。HTML5形式・レスポンシブ対応で、PC・スマートフォン・タブレットのいずれからでも閲覧できます。

カタログの種類が多い企業向けに、本棚にカタログを並べたような一覧表示にも対応しています。環境報告書やCSR報告書のデジタル化用途でも利用されています。

向いている企業:紙カタログを新規制作・刷新するタイミングでデジタル化も進めたい企業

公式サイト:https://fujiplus.jp/services/digitaltools/digital-catalog.html

TOPPANクロレ株式会社

大手印刷会社系の制作会社で、企画・編集・撮影・デザイン・印刷・配送までをワンストップで請け負います。紙カタログの制作と連動させたデジタルカタログ制作、さらにECサイト構築まで一気通貫で相談できるのが強みです。

経験豊富なディレクターが既存カタログを診断し、誌面構成や仕様の改善提案を行う「カタログ診断」も提供しています。1,000ページ・10,000アイテム規模の大型カタログにも対応します。

向いている企業:総合カタログを持ち、紙とデジタルの両方を刷新したい製造業・卸売業

公式サイト:https://www.toppan-colorer.co.jp/service/catalog

株式会社JITSUGYO

早ければ即日での納品に対応するスピード感が特徴です。デジタルデータからの制作に加え、紙媒体をスキャンしてデジタルカタログ化することにも対応しています。制作当時のデータが手元に残っていない過去のカタログをデジタル化したい場合の選択肢になります。

向いている企業:入稿データが残っていない紙カタログを電子化したい企業

公式サイト:https://www.jitsugyo.jp/

日広株式会社

カタログ・パンフレット制作を手がける印刷会社で、原稿整理や校正体制を含めた上流工程から相談できます。商品点数が多い場合に必要となる掲載項目や表記ルールの整理といった、デザイン前の工程に踏み込んだ支援が受けられます。見積もりの内訳や条件のそろえ方についても情報を公開しています。

向いている企業:掲載商品数が多く、そもそも原稿が整理できていない企業

公式サイト:https://www.nikko-print.jp/

IRODORI(株式会社タクトシステム)

デザイナー・DTPオペレーター・校正/校閲スタッフを社内に抱えるカタログ・パンフレット制作会社です。後工程を考えたデータ作成と校閲部によるチェックで紙面上の不備を防ぎ、依頼側の確認工数を最小限に抑えるフローを掲げています。

向いている企業:校正の往復に工数を割けない、少人数の販促・広報担当

公式サイト:https://irodori.tactsystem.co.jp/catalog/

関連記事:【2026年最新】デジタルカタログ作成ツール比較5選!料金・選び方・メリットデメリットを解説

デジタルカタログを作る3つの方法と、制作会社に依頼すべきケース



比較表を見てもピンとこない場合、そもそも「外注が最適なのか」を確認したほうが早いことがあります。デジタルカタログの制作方法は、大きく次の3つに分かれます。

方法1:制作代行会社に依頼する

PDFを送れば、プロが制作して納品してくれる方法です。社内に作業工数がなくても進められる一方、費用が制作のたびに発生します。カタログを改訂するたびに再依頼が必要になる点は、あらかじめ想定しておく必要があります。

方法2:印刷会社にフル外注する

紙カタログの企画・デザイン・印刷とセットで依頼する方法です。上流の企画段階から相談できる反面、初期費用は最も高くなりやすく、10万〜50万円以上が目安となります。

方法3:デジタルカタログ作成ツールで自社制作する

クラウド型のツールにPDFをアップロードし、自社でデジタルカタログを作る方法です。月額500円〜4万円程度が相場で、改訂のたびに費用と納期が発生しない点が最大の違いになります。

代表的なサービスには、クラウドサーカスの「ActiBook」、ロゴスウェアの「FLIPPER U2」、「ebook5」などがあります。なかでもActiBookは国内22,000社・60業界以上での導入実績があり、PDFをアップロードするだけで数分でカタログ化できる手軽さから、はじめて電子化に取り組む企業にも使われています。

判断の分かれ目は「更新頻度」

3つの方法のどれを選ぶべきかは、次のチェックリストで判断できます。

制作会社への依頼が向いているケース

  • カタログの更新が年に1回もなく、内容がほとんど変わらない
  • 社内にデザイナーもWeb担当者もおらず、管理画面の操作を覚える時間がない
  • とりあえず電子化だけしたい
  • 商品点数が多く、掲載項目の整理から手伝ってほしい

ツールでの自社制作が向いているケース

  • 価格改定や商品追加で、カタログを年に数回更新する
  • 商品カタログ・会社案内・営業資料など、電子化したい冊子が複数ある
  • 誰がどのページを見たかを把握し、営業活動に活かしたい
  • 制作会社とのやり取りに毎回1〜2週間かかるのを短縮したい

判断を誤りやすいのは、「1冊だけなら外注が安い」という比較で決めてしまうケースです。冊数と更新回数を年間で積み上げると、結果が逆転することは珍しくありません。

▶クラウド型デジタルカタログ制作システム「ActiBook」とは

関連記事:デジタルカタログの導入メリットとデメリットとは

デジタルカタログ制作会社に依頼する費用相場

料金体系は「基本料金+ページ単価+オプション」

費用相場
制作代行の料金は、次の3要素の組み合わせが一般的です。(自社調べ)

費用項目 相場 注意点
基本料金(1冊あたり) 0円〜10,000円 0円の会社もあるため、総額での比較が必須
ページ単価 100円〜2,000円/P デザイン調整の有無で大きく変動する
オプション:リンク・目次設定 無料〜数万円 オプション扱いの会社が多い
オプション:動画・音声の埋め込み 要見積もり 素材の用意は依頼側の負担になることが多い
オプション:サーバー・配信費用 無料〜月額数千円 自社サーバー設置なら不要な場合もある

ページ数別の費用シミュレーション

ページ数 制作代行(低価格帯) 制作代行(デザイン込み) 印刷会社へのフル外注
20ページ 5,500円〜7,400円 23,000〜40,000円 10万円〜
50ページ 約9,000円〜 5万〜10万円 20万円〜
80ページ 約12,100円〜 62,000〜130,000円 30万円〜

多くのBtoB企業が初めて本格的なデジタルカタログ(20〜30ページ程度)を導入する場合、10万〜30万円前後が現実的な予算ラインとされています。ただし低価格帯の制作代行を使えば1万円以下も可能で、どこまでを依頼範囲に含めるかで総額は大きく変わります。

一方でクラウドツールによる内製だと、月額数万円程度で容量上限までは作り放題になることがほとんどです。
将来的な展開や更新頻度・セキュリティなども考えたうえで費用を見積ましょう。

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見積もりで「別途」になりやすい項目

「一式〇〇円」という見積もりは、後から追加費用が発生した際に根拠が不明確になります。以下の項目が含まれているか、必ず内訳で確認してください。

  • 原稿整理費(掲載項目・表記ルールの整理)
  • 校正費(何回まで無償か)
  • リンク・目次の設定費
  • 修正費(無償で対応してもらえる期間・回数と、それを超えた場合の単価)
  • 翌年以降の更新費・サーバー維持費

とくに見落としやすいのが修正費と更新費です。初回制作費が安くても、改訂のたびに数万円かかる契約であれば、2〜3年でツール導入の総額を上回ることがあります。

失敗しないデジタルカタログ制作会社の選び方6つのポイント

1. 見積もり条件を全社で統一する

「A4サイズ・20ページ・リンク10箇所・2週間後納品」のように、条件をそろえて各社に依頼します。条件がバラバラだと、価格差が会社の違いによるものなのか、条件の違いによるものなのか判断できません。

2. 原稿整理をどこまで対応してもらえるか確認する

商品点数が多い場合、デザインの前に掲載項目や表記ルールの整理が必要になります。「データを渡せばデザインしてくれる」と考えていると、この工程で別途工数が発生します。「原稿整理から対応できますか」と最初に確認しておきましょう。

3. 更新を「誰が」行うかを決めておく

納品後の更新を制作会社に依頼する契約なのか、自社の管理画面で行えるのかで、運用負荷とランニングコストがまったく変わります。年に数回でも更新が発生する見込みなら、この点は価格より重要です。

4. スマートフォン対応(レスポンシブ)を必ず確認する

PC専用のカタログでは、スマートフォンで閲覧した際にレイアウトが崩れます。とくに古い技術をベースにしたサービスには注意が必要で、Flashは2020年にサポートを終了しています。PC・スマートフォン・タブレットのすべてで、実際の表示を確認させてもらいましょう。

5. 閲覧ログを取得できるか確認する

デジタルカタログの本来の価値は、「誰がどのページを何秒見たか」がわかることにあります。単にPDFをWeb上でめくれるようにしただけでは、紙のカタログをオンラインに置いただけになってしまいます。GA4連携やページ別の閲覧ログ取得に対応しているかは、営業・マーケティング活用を考えるなら必須の確認項目です。

確認したいのは「アクセス数がわかるか」ではなく、ページ単位で読まれ方がわかるかです。たとえばActiBookでは、ページごとの閲覧回数やカタログ内で検索されたキーワードまで記録できます。どの商品ページで離脱したか、どの仕様が繰り返し見られているかがわかると、次の改訂や営業のフォローに直接つなげられます。

6. カタログを「どこのサーバーに置くか」を確認する

見落とされがちですが、運用のしやすさを大きく左右するのが公開先のサーバーです。大きく3つのパターンがあります。

公開先 作業と費用 注意点
自社サーバーに設置 HTML5ファイル一式(zip)が納品される。FTPでアップロードする作業が自社に発生する 自社ドメイン配下で公開できる一方、サーバーの仕様によっては正常に動作しない場合がある。事前の動作検証が必要
制作会社の配信サーバー URLが発行される。月額数千円程度の費用がかかる場合がある 公開URLのドメインが自社のものにならないことがある。契約終了後にカタログが閲覧できなくなる条件も要確認
クラウドツールで公開 アップロードすると同時にURLが発行される。サーバー作業は不要 月額費用に含まれるのが一般的。差し替えても同じURLを維持できる

クラウドツールで公開する場合も、差し替え後に同じURLが維持される仕様かどうかは確認しておきましょう。名刺やメール署名、印刷物にURLを載せる予定があるなら、後から変わらないことが前提条件になります。

自社サーバーに設置する場合は、「検証用のサンプルデータをもらい、実際のサーバーで動くかを発注前に確認する」のが確実です。スクリプトの動作を許可していないサーバーでは表示できないことがあります。また、カタログのURLをメールや名刺、印刷物に載せる予定があるなら、後から変更できないことを前提にドメインとディレクトリ名を決めておいてください。

関連記事:デジタルカタログとは?紙のカタログやPDFとの違いや伝わり方の違いを解説

デジタルカタログ制作依頼~公開までの流れと、事前準備するもの

一般的な制作代行の場合、依頼から公開までは次の5ステップで進みます。

  1. 問い合わせ・見積もり:ページ数・仕様・希望納期を伝える
  2. 仕様確定・発注:オプションの要否と総額を確定する
  3. 入稿:PDFデータと、リンク先URLの一覧を送付する
  4. 初稿確認・修正:実機(PC・スマートフォン)で表示を確認する
  5. 納品・公開:URLの発行、または自社サーバーへの設置

事前に用意しておくとスムーズなものは、以下の4点です。

  • 入稿用のPDFデータ
  • 各ページに設置したいリンク先URLの一覧(ページ番号と紐づけて整理)
  • 目次に載せたい項目と対応ページ番号
  • 公開先のURL、もしくは自社サイトのどこに掲載するかの決定

とくにリンク先URLの一覧は依頼側が用意する前提の会社が多く、ここでの手戻りが納期遅延の主因になりがちです。

入稿用PDFの一般的な条件

入稿データの規定は会社ごとに異なりますが、共通して求められることが多いのは次の点です。制作会社に渡す前にDTP担当や印刷会社へ確認しておくと、差し戻しを防げます。

  • フォントが埋め込まれていること。アウトライン化されたデータでも制作は可能ですが、その場合は全文検索やテキストコピーの機能が使えなくなります
  • トンボ・塗り足し・余白など、仕上がりに不要な部分が外されていること。PDFの見た目がそのまま公開後の見た目になります
  • 全ページで用紙サイズがそろっていること(単ページと見開きページの混在は問題ないケースが多い)
  • 解像度は200〜350dpi程度。高すぎると納品データが重くなり、表示速度に影響します
  • データ容量の上限。1GB程度を上限とする会社が多く見られます

なお、入稿形式をPDFに限定している制作会社が大半である一方、ツールによってはWord・Excel・PowerPointをそのまま取り込めるものもあります。「PDF化する前のファイルしかない」資料を電子化したい場合は、対応形式も比較の材料になります。

なお、カタログのPDF自体が手元にない場合でも、原稿の制作から請け負う会社があります。冊子データの制作とセットで依頼するとデジタル版を無償で提供する、といった条件を設けている会社もあるため、紙とデジタルを同時に検討しているなら合わせて相談してみてください。

制作会社に依頼する前に知っておきたい3つの落とし穴

落とし穴1:1文字直すだけでも費用と日数がかかる

価格を1箇所変更したい、商品を1点追加したいという場合でも、制作会社に依頼する以上は見積もり・発注・修正・確認のサイクルが発生します。

修正費の条件は「納品後30日以内であれば1回まで無償、2回目以降は1回あたり数千円」「一定期間を過ぎたものは新規制作と同じ扱い」といった形で設定されているのが一般的です。無償期間を過ぎてからの1文字の修正が、初回制作費と変わらない金額になることもあります。数千円の修正費と数営業日の納期が、年に何度も積み上がる構造だと理解しておく必要があります。

落とし穴2:冊数が増えるほど費用が線形に増える

商品カタログ、会社案内、価格表、導入事例集。電子化したい冊子は、運用を始めると増えていきます。制作代行は1冊ごとの課金が基本であるため、冊数がそのまま費用に比例していきます。

ただし、一定冊数以上をまとめて発注すると割引を適用する制作会社もあります(10冊以上で1割引など)。同時に複数冊を電子化する予定がある場合は、まとめ発注の割引があるかを見積もり時に確認しておきましょう。

落とし穴3:閲覧データが手元に残らない

納品されたファイルを自社サーバーに置く形式の場合、閲覧ログの取得は自社で設定する必要があります。「作って終わり」になり、どのページが読まれたのかがわからないまま次の改訂を迎える、というのはよくある失敗です。

3つの落とし穴を回避する「内製」という選択肢

ここまで挙げた3つの落とし穴は、いずれも「制作を社外に預けている」ことから生まれます。裏を返せば、作成と更新を自社で完結させれば構造的に発生しません。デジタルカタログ作成ツールを使った内製には、次のメリットがあります。

制作会社に依頼した場合の落とし穴 ツールで内製した場合
1文字の修正にも費用と数営業日がかかる PDFを差し替えるだけ。同じURLのまま即時更新できる
冊数が増えるほど費用が比例して増える 契約容量内であれば冊数を増やしても料金は変わらない
閲覧データが手元に残らない ページ別の閲覧ログが標準で蓄積される

一方で、内製にも向き不向きがあります。カタログのデザインそのものを一から作ってほしい場合や、掲載項目の整理から任せたい場合は、制作会社への依頼が適しています。内製が有利になるのは「完成したPDFがあり、それを更新しながら運用していく」ケースです。

内製ツールの一例:ActiBook

ActiBook

比較表の2番目に挙げた「ActiBook(アクティブック)」は、PDFやWord、Excel、PowerPointを管理画面にアップロードするだけで、3ステップでデジタルカタログを作成・公開できるツールです。国内22,000社・60業界以上で導入され、サービス継続率は99.3%です。専門知識やデザインソフトは必要ありません。

無料で試せるプランも用意しているため、制作会社に見積もりを取る前に、まず1冊作って使用感を確かめたうえで外注と比較する、という進め方もできます。

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デジタルカタログ制作会社に関するよくある質問

デジタルカタログの制作費用はどのくらいかかりますか?

制作代行の場合、20ページで5,500円〜40,000円程度が目安です。印刷会社にデザインから依頼するフル外注の場合は10万〜50万円以上かかります。基本料金の有無とページ単価の組み合わせで総額が変わるため、条件をそろえて複数社から見積もりを取ることをおすすめします。

紙のカタログしか手元にない場合でも依頼できますか?

できます。紙媒体をスキャンしてデジタル化に対応している制作会社があります。ただしスキャン費用が別途発生し、文字が画像として扱われるため全文検索機能が使えない場合があります。入稿データの有無は最初に伝えておきましょう。

制作会社に依頼するのと、ツールで自作するのはどちらが安いですか?

1冊のみを制作し、以後まったく更新しないのであれば制作代行のほうが安く済みます。年に複数回更新する場合や、電子化したい冊子が複数ある場合は、定額のツールのほうが総額を抑えられます。年間の「冊数×更新回数」で試算して比較してください。

納期はどのくらいかかりますか?

制作代行専業の会社であれば最短即日〜5営業日程度です。デザインから依頼する場合は2週間〜1か月程度が目安になります。展示会など締切がある場合は、修正の往復も見込んで2週間以上前に依頼しましょう。

デジタルカタログにパスワードをかけて、特定の取引先にだけ公開できますか?

対応可否はサービスによって異なります。制作代行の場合はオプション扱いとなることが多く、ツールの場合は標準機能として備えているものもあります。会員限定の価格表や代理店向けカタログなど、閲覧制限が必要な用途がある場合は、見積もり依頼や比較検討の段階で要件として伝えてください。

まとめ|デジタルカタログ制作の判断軸をもとに、外注/内製・会社の選定をしよう

デジタルカタログの制作を依頼できる会社は「制作代行専業」「印刷会社系」「制作会社系」の3タイプがあり、費用は20ページで5,000円台〜13万円と幅があります。選定にあたっては、次の点を押さえてください。

  • 見積もり条件を全社で統一し、基本料金を含めた総額で比較する
  • 原稿整理・修正費・更新費が見積もりに含まれているかを確認する
  • スマートフォン表示と閲覧ログ取得の可否を必ず確認する
  • カタログをどのサーバーに置くか、公開URLがどうなるかを発注前に決めておく
  • 更新頻度と電子化したい冊数を年間で試算し、外注か内製かを先に判断する

判断の起点になるのは費用ではなく更新頻度です。年に1回しか触らない冊子なら制作代行、更新が発生する冊子や複数冊を扱うなら自社ツール、という切り分けが、結果的に総額と工数の両方を抑えることにつながります。

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デジタルカタログ作成「ActiBook」のできること&料金プラン

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執筆者

浦 将平

ActiBookのマーケター兼AIチャットボットのプロダクトマネージャー。
7年間にわたり、法人向けの顧客管理ツール、データ統合ツール、CMS、チャットボット、電子ブックのマーケティングを担当し、BtoB領域でのプロダクトの成長に携わる。マーケティング戦略の立案から実行までを幅広く手がけ、業務プロセスの仕組み化を得意とする。

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