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デジタルパンフレットとは?メリットやデメリット、業界別の活用例を紹介

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デジタルパンフレットとは?メリットやデメリット、業界別の活用例を紹介

多くの企業が営業資料やマニュアルをデジタルパンフレットに移行し、コスト削減と資料活用の高度化を実現しています。しかし、「デジタルパンフレットとは何か?」「紙と比べて何が優れているのか?」「どの作成ツールがいいのか?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
本記事は、デジタルパンフレットの基本から、紙との違い、そして分析や更新といった6つのメリットを解説。さらに、観光・不動産などの業界別成功事例と、最適なサービスの選び方も紹介します。


デジタルパンフレットとは

デジタルパンフレットは、インターネットやスマートフォン、タブレットなどのデジタル媒体で閲覧できるパンフレットのことです。

一般的な紙媒体のパンフレットと同じように、商品やサービスの情報や企業の概要などを掲載することができますが、紙媒体とは異なり、音声や動画、リンクなどの機能を追加することができるため、より豊富な表現や情報提供が可能です。

また、紙媒体のパンフレットと比較してコストや環境面でもメリットがあることがあります。最近では、デジタルパンフレットの需要が増えており、企業や自治体、学校などで活用されています。

紙のパンフレットとデジタルパンフレットの4つの違い

紙のパンフレットとデジタルパンフレットの違いはいくつかあります。

1.配布方法の違い

 紙のパンフレットは直接手渡したり、郵送したりすることが一般的ですが、デジタルパンフレットはオンラインで共有されることが一般的です。

2.コンテンツの違い

紙のパンフレットは、印刷されたテキストや写真などの静止画像で構成されていることが多く、デジタルパンフレットは、動画や音声などのコンテンツを含むことができます。

3.環境への影響の違い

紙_パンフレットは紙を使って作られるため、多くの紙が必要であり、廃棄されると環境に影響を与える可能性があります。一方、デジタルパンフレットは、紙を使わずに作成されるため、環境に対する影響は少なくなります。

4.継続的にコミュニケーションできる可能性


紙のパンフレットは、一度印刷したら情報の更新ができません。一方、デジタルパンフレットはいつでも情報を更新できます。データを差し替えた場合も再配布をする必要はなく、ユーザーは同じコンテンツで、常に新しい情報を得ることが可能です。


情報を更新していれば、配布から時間が経っても閲覧してくれる可能性が高まります。デジタルパンフレットは紙よりも継続的にコミュニケーションがとれる可能性のあるツールです。



デジタルパンフレットの用途7選

1.製品やサービスの紹介

企業が提供する製品やサービスの詳細や特徴を伝えるために使用されます。写真や動画を交えた見やすいデザインで情報をまとめることができます。

2.イベント告知、フライヤーなど

イベントの日程や場所、参加方法などを伝えるために使用されます。また、イベントの見どころや内容を紹介することもできます。

3.マーケティング施策として

デジタルパンフレットを配布することで、より多くの人に企業や製品、サービスを知ってもらうことができます。また、デジタルパンフレットに特典やクーポンを掲載することで、消費者にアピールすることもできます。

4.販促

商品やサービスの購入を促進するために、価格や割引情報を掲載することができます。

5.社内報

企業内での情報共有や社員教育のために使用されます。企業の理念や方針、取り組みなどをまとめ、社員に共有することができます。

6.教育・トレーニング

従業員の教育やトレーニング用のデジタル冊子として使用できます。動画や画像などを組み合わせて分かりやすく情報を伝えれば、スキルの早期習得に役立つでしょう。

7.その他

その他、目的に応じてデジタルパンフレットは様々な用途に利用されています。例えば、教育関係での授業資料や、自治体がまとめた観光情報などが挙げられます。

デジタルパンフレットを活用しやすい業界業種

1.観光業

ホテルや旅館、観光施設、交通機関などが、観光客向けのデジタルパンフレットを提供しています。例えば、観光地の地図や周辺の情報、宿泊施設やレストランの情報、観光案内などを掲載したデジタルパンフレットを作成し、観光客に配布することで、情報の提供や観光プランの提案を行っています。

2.不動産業

不動産業界でも、物件の情報を掲載したデジタルパンフレットを作成し、WebサイトやSNS、メールなどで配信することで、物件のPRや説明を行っています。また、不動産会社や建設会社は、建設中の物件や新築物件を紹介するデジタルパンフレットを作成し、購入希望者に配信することもあります。

3.教育業界

学校や塾などの教育機関では、カリキュラムや教材、教育方針などを掲載したデジタルパンフレットを作成し、保護者や生徒に配信することで、情報の提供や学習支援を行っています。また、出版社も、教材や参考書のデジタルパンフレットを作成し、WebサイトやSNS、メールなどで配信することで、販売促進を行っています。

4.医療業界

医療業界においては、デジタルパンフレットが患者向けに提供されることがあります。例えば、病院や医療機関が配布する患者用のパンフレットや資料があります。これらの資料をデジタル化することで、患者は自宅などで簡単にアクセスし、必要な情報を入手することができます。また、電子カルテなどと連携させることで、より綿密な医療サービスを提供することもできます。

5.ファッション業界

ファッション業界では、デジタルパンフレットが商品の販売促進に利用されます。例えば、オンラインショップの商品紹介ページにデジタルパンフレットを掲載することで、商品の特長や素材、着用イメージをわかりやすく伝えることができます。また、デジタルパンフレットをSNSなどでシェアすることで、商品の認知度を高めることもできます。

デジタルパンフレットの6つのメリット

メリット① コスト削減

紙のパンフレットは印刷、製本、配送などの費用がかかりますが、デジタルパンフレットはこれらのコストを大幅に削減できます。

メリット② 環境に優しい

紙のパンフレットは大量の紙やインクを使用し、配送には多くの燃料が必要ですが、デジタルパンフレットは紙やインクの使用を最小限に抑え、環境にやさしいです。

メリット③ リアルタイムの更新が可能

デジタルパンフレットは常に更新でき、最新の情報を常に提供することができます。一方、紙のパンフレットは更新が必要な場合は再印刷する必要があります。

メリット④ 紙やPDFではできない体験

デジタルパンフレットには、動画、音声、アニメーションなど、紙のパンフレットでは提供できない要素を追加することができます。

メリット⑤インタラクティブな体験

リンクを挿入して参考資料や補足情報が見られるようにしたり、クイズやアンケートを組み込んで遊び要素を取り入れたり、タップするとアニメーションが動いたり、デジタルパンフレットはアイデア次第で、読者に多くのインタラクティブな体験を提供できます。

メリット⑥分析・効果測定がしやすい

デジタルパンフレットはマーケティングにも役立ちます。どのページが多く閲覧されているのかや、誰がどのページを見たのかなどのログが取得できるため、顧客の興味関心を分析したり、興味を集めている商品を分析したり、効果測定も行えます。

デジタルパンフレットの3つのデメリット

デジタルパンフレットにはデメリットもあります。

デメリット①インターネットに接続しないと見られない

ネット環境を使うため、インターネットに接続しないと閲覧できません。回線が不安定な場所では、表示されない・表示が遅くなる可能性があります。

デメリット②ネット初心者への障壁

デジタルパンフレットは、スマートフォンなどのデジタルデバイスに慣れている人なら直感的に操作ができるシンプルなツールです。しかし、慣れていない人は操作に戸惑うことがあるでしょう。紙での閲覧が当たり前だと考えている場合は、そもそも、ネット上でパンフレットを閲覧することにハードルを感じることもあります。

デメリット③アクセシビリティ

障がい者や高齢者に配慮した機能のないツールもあります。スマートフォンのように使いやすくカスタマイズできるほど多くの補助機能を備えたツールではないため、閲覧しにくいと感じる人がいるかもしれません。

デジタルパンフレット作成サービスの選び方と料金相場

デジタルパンフレットの導入目的を明確にしたら、次は自社に最適なサービスを選ぶ段階です。市場には多種多様なサービスがあり、機能や料金体系が異なります。 失敗なくサービスを選ぶために、特に以下の3つの重要ポイントに注目して比較検討を進めましょう。

利用目的と機能

ソフトの機能が、自社の最も重要な利用目的に合致しているかをチェックします。

目的例

必要な機能例

ポイント

営業・マーケティング

アクセス解析機能(ログ分析)、問い合わせフォーム連携、動画・リンク埋め込み

顧客の閲覧履歴や関心度を分析し、次のアクション(商談やフォロー)に活かせるか

社内マニュアル・教育

セキュリティ機能(パスワード・IP制限)、オフライン閲覧機能、検索機能

機密情報を守れるか、通信環境の悪い場所でもスムーズに利用できるか

広報・IR資料

表示速度(HTML5対応)、マルチデバイス対応、美しいページめくり動作

企業イメージを損なわず、どのデバイスからでもストレスなく閲覧できるか

特にログ分析機能は、紙にはないデジタルの最大のメリットです。「どのページがよく見られたか」「どれくらいの時間読まれたか」を把握できるかどうかは、PDCAサイクルを回す上で重要です。

運用のしやすさ

デジタルパンフレットの運用は一度きりではありません。担当者がストレスなく継続的に使えるかどうかは、長期的な費用対効果に直結します。

  • 直感的な操作性: PDFや画像データをアップロードするだけで、誰でも簡単に電子化できるか。専門知識(HTML/CSSなど)が必要ないかを確認。
  • サポート体制: 導入時の設定サポートや、運用中の不明点に対する対応窓口(電話、チャットなど)が充実しているかを確認します。特に初めて導入する場合は、手厚い日本語サポートがあるサービスを選ぶ。
  • 更新の手軽さ: パンフレットの一部を修正する際、全体を再アップロードする必要があるのか、特定ページだけ修正できるのかなど、更新作業の手間も比較対象の一つ。

ActiBook(アクティブック)|資料・動画を簡単に電子ブック化(クラウドサーカス株式会社)

3ステップで作成から配信までできる電子(デジタル)ブック作成ツールのActiBook(アクティブック)
「ActiBook(アクティブック)」は、PDFやWord、Excel、PowerPointなどのファイルを、パソコン・スマートフォン・タブレットで閲覧可能な電子ブック形式に変換できるツールです。紙冊子のレイアウトを保ちながら、簡単な操作で電子化でき、マニュアルや手順書の共有方法を効率化します。ページ別の閲覧数や検索キーワードなどを記録し、どの情報がよく参照されているかを把握できる機能もあります。 頻繁に改訂が必要な資料は、印刷や再配布の負担が大きくなりがちです。ActiBookを導入すると、電子化した資料をリンクで共有でき、更新後も同じURLからアクセス可能になります。配布作業の手間を減らしつつ最新情報を届けられます。 また、検索機能付きの電子ブックとして活用できるため、必要な情報を探しやすくなります。無料プランも用意されており、初期費用をかけずに効果を検証しながら運用範囲を広げられます。

参考:ActiBook|資料・動画を誰でも簡単に配信 3ステップで作成から配信までできる電子ブック作成ツール

デジタルパンフレット導入でビジネスを加速させよう

デジタルパンフレットは、単に紙を電子化するだけでなく、効果測定とコンテンツのリアルタイム更新という、紙にはできなかった機能を企業にもたらします。これにより、マーケティング・営業活動のPDCAサイクルを加速させることが可能です。 ActiBook(アクティブック)をはじめとするデジタルパンフレット作成ソフトは、これらの要素を兼ね備えています。この記事で得られた知識を活かし、自社に最適なツールを見つけてください。 まずは、各ツールの無料トライアルや資料をダウンロードし、具体的な機能、料金体系、そして実際の導入事例をご確認いただくことをおすすめします。



執筆者

浦 将平

ActiBookのマーケター兼AIチャットボットのプロダクトマネージャー。
7年間にわたり、法人向けの顧客管理ツール、データ統合ツール、CMS、チャットボット、電子ブックのマーケティングを担当し、BtoB領域でのプロダクトの成長に携わる。マーケティング戦略の立案から実行までを幅広く手がけ、業務プロセスの仕組み化を得意とする。

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ActiBookは顧客の興味行動が分かり 効率的・効果的なセールス活動を 促進する電子ブック作成ツールです

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