電子ブックを作りたいが、「どのように電子化するのかが分からない」「紙のデジタル化って難しそう」などの悩みを持ち、電子ブック作成へとなかなか踏み出せない方も多いのではないでしょうか?
しかし実際のところ、電子ブックは難しい知識不要で、誰でも簡単に作成することができます。本記事では、電子ブックの作成に関して何も知らないという方でも理解できるよう、抑えるべきポイントを絞って電子ブック作成方法をご紹介します。
電子ブックを作成するには、業者に依頼する「制作代行」と自分で電子化する「電子ブック作成ツール」の、主に2つの方法があります。
制作代行は、印刷物の原本を業者に渡して、スキャンから電子ブック化までを代行してくれるサービスです。「1冊○○円〜」と費用がかかるほか、冊数やページ数によって従量課金が発生するという特徴があります。 電子ブックを1冊のみ作成したい、資料内容の更新頻度は低い方に向いているでしょう。
資料内容の更新や修正をしたい場合、内容を逐一指示する必要があるため、次にご紹介する作成ツールに比べると自由度は下がります。
電子ブックを自分で作成する場合は、電子ブック作成ツールを使います。
「電子ブック作成ツール」にはPCにインストールして利用する「PCソフトウェア型」と、ブラウザで作成できる「SaaS/クラウド型」があります。初めての方には導入が簡単で、操作難易度も低いツールが多い「SaaS/クラウド型」をおススメします。
電子ブック作成ツールでは自分でコンテンツを管理できるため、好きなタイミングで資料の更新ができる、閲覧ログの分析ができるなど、自由度高く活用することができます。資料をよく更新する、資料送付後の閲覧状況を自分のタイミングで確認したい方などは電子ブック作成ツールを活用しましょう。
無料で使えるフリープランを設けているツールが多いので、操作感や完成時の見た目を確認するためにも、無料で始めてみると良いでしょう。
電子ブック作成ツールを活用して、電子ブックを作成しようと思っても「作成が難しそう」「知識が無いから作れないかもしれない」などの理由でなかなか資料の電子化を進められない方も多くいらっしゃいます。
ここでは、電子ブック作成ツールActiBookを例に、電子ブック作成の手順についてご紹介していきます。
初に、電子ブック化したいPDFデータを用意します。
既にカタログやパンフレット、営業資料などがある場合はデータをお持ちかと思います。
ツールによってはPDFだけでなく、動画(mp4、mov)や、Word(doc、dox)・Excel(xls、xlsx)・PowerPointなどのOfficeファイル配信にも対応しています。
データを用意できたら、電子ブック作成ツールを開き、指定箇所へデータをドラッグ&ドロップします。
データ容量によりますが、大きすぎないデータであれば数秒でアップロードが完了します。
アップロードが完了した後は、電子ブックのタイトルや開き方の方向、公開期間などを決めていきます。
項目にチェックを入れるだけで進められるので、難しい知識がなくても簡単に設定ができます。
最後に設定項目に間違いが無いかを確認し、問題が無ければ「完了」をクリックします。URLが生成されるので、そのリンクを共有するだけでユーザーへ作成した電子ブックを配信することができます。また、コンテンツが無事に電子ブック化されると、作成した電子ブックが一覧で表示される機能もあり、コンテンツ管理も簡単に行うことが可能です。
基本的にツールの指示に従って作成を進めていけば、初心者でも簡単に電子ブックを作成できることがお分かりいただけたと思います。
電子ブックの作成方法についてご説明しましたが、想像以上に簡単だったのではないでしょうか?電子ブック作成ツールを選ぶ時は、目的別に選定すると良いでしょう。例えば、社内資料配布であればセキュリティが万全なツール、一般家庭向けに製品カタログを配布するのであればスマホやタブレットでも閲覧できるマルチデバイス対応をしているツールを選びます。
また、自分で簡単に作れるか=「操作性」や、コンテンツがしっかりと表示されているか=「視認性」、閲覧者が見やすい見た目か=「完成形」などのポイントも考慮すると良いでしょう。
上記でご説明した電子ブック作成ツールは、利用期間に制限なくずっと無料で使えるので、試しに電子ブックを1つ作成してみてはいかがでしょうか。
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