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インターネットやスマートフォンが浸透している現在でも、紙のカタログやパンフレットを用意している企業や学校は多いのではないでしょうか。これまでは主流だった印刷物ですが、送付時のよくある課題として多くの問題が挙げられます。
これらの課題は全て、電子ブックを活用することで解決することができます。紙の資料を見る習慣がない若い世代や、インターネットを利用することが当たり前になっているデジタル世代にも、より気軽に情報伝達を行うことが可能です。
では、紙の印刷物から電子ブックへ切り替えることで、どんなメリットがあるのでしょうか?次章で詳しくみていきましょう。
紙から電子ブックへ移行することで、様々なメリットが生まれます。本章ではその中でも特に大きなメリット5つをご紹介します。
参考記事:電子(デジタル)カタログを無料で作成する方法とは?おすすめツールと活用テクニックを紹介
電子ブックは郵送が不要となるため、郵送代や郵送に係るコストと工数を大幅に削減することができるというメリットがあります。また、印刷も不要なので印刷代も削減できます。資料にミスがあった場合や、内容を変更した場合の刷り直しも不要です。
企業によっては電子ブックを導入することで数百万円単位のコスト削減を実現しており、工数の大幅削減による働き方改革にも繋がっています。
株式会社デジタルベリー「デジタルカタログ市場調査(認知度、利用調査)アンケート 第4回」によると、電子ブックは過半数のユーザー(54.3%)に便利と感じられている(不便と感じているユーザーは16.6%)という結果が出ており、電子ブックへの評価が高いことがわかります。
「保管不要・操作性・手間いらず」という点から支持されており、高評価の電子ブックを利用することは、顧客満足度の向上へとつながります。
電子ブックでは動画や音声を埋め込むことができるため、リッチコンテンツとして活用することが可能です。動画を活用することで、学校の授業風景や建物の雰囲気など、印刷物では伝えられなかった情報をよりユーザーへ伝えやすくなります。
また、動画で伝わる情報量は文字の5000倍とも言われており、動画の埋め込みやリンク設置をした電子ブックでは、文字や画像のみを利用したコンテンツに比べ、圧倒的に伝わりやすいコンテンツをユーザーへ提供することが可能です。
電子ブックでは、ダウンロード数だけでなく、資料の閲覧数やどのページが多く読まれたかなど、紙の資料では得られなかった詳細なログデータを計測することができます。
取得したデータを分析してマーケティング戦略に活かすなど、資料公開後の恒常的な改善に利用してコンテンツの品質向上へつなげられるのは大きなメリットです。
せっかく資料を見て自社に興味を持ってもらっても、ユーザーは問い合わせや予約をするためにわざわざWebで再検索をしなければならず、その時点で「調べるのが面倒」などの理由からお問い合わせや予約を諦めてしまうケースがあります。
電子ブックにはチャットボットを設置することができるため、資料閲覧から問い合わせや来店予約完了まで、シームレスな体験を提供することが可能です。利便性の高い電子ブックはユーザー、企業や学校の双方にとって大きなメリットであるといえます。
電子ブック導入のメリットはたくさんありますが、年代によっては電子ブックよりも紙のカタログやパンフレットの方が需要があるケースもあります。
100%電子ブックで配信するというわけではなく、年代によって分ける、ターゲットエリアや興味度が高いユーザーには紙の資料を活用し、見込みが低いユーザーには電子ブックで周知する、というような使い分けをすると良いでしょう。
電子ブック・紙の資料双方のメリット、デメリットを理解して、ユーザーに最適な媒体で情報配信を行うことが重要です。
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