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電子ブックで資料のリンク化・ログ分析・サイト構築を。解析データは自社の財産に|アイザワ証券株式会社

電子ブックで資料のリンク化・ログ分析・サイト構築を。解析データは自社の財産に|アイザワ証券株式会社

クラウドサーカス株式会社が提供する、電子ブック作成ツール「ActiBook」を導入されているお客様の事例をご紹介します。
今回はアイザワ証券株式会社 マーケティング部 伊藤様に取材をさせていただきました。


業種
金融業
従業員規模
804名
利用機能
  • コンテンツ管理
  • 会員サイト

アイザワ証券株式会社様

https://www.aizawa.co.jp/

(アイザワ証券 投資情報サイト:https://www.aizawasec-univ.jp/

 

事業内容

アイザワ証券株式会社様は、関東・中部・近畿・中国地域を中心に全国45店舗のネットワークを持つ証券会社です。

アジア12市場と欧米市場にまたがる国際分散投資を提供するほか、相続対策や事業承継、ビジネスマッチングなどのソリューションサービス、IFAへのビジネスサポートも展開しています。

また、2023年に「ActiBook」の機能を活用して、アナリストレポートやセミナー動画などを配信する「アイザワ証券 投資情報サイト」をリリース。投資に役立つ情報発信を行っています。

導入前の課題(お客様へ共有する資料をリンク化したい)

─ActiBook導入前の課題を教えてください。

伊藤様:当社では現在、DXの推進を行っているのですが、その中の一つに、お客様へ送付する資料を「リンク化して提供したい」という要望が社内にあったため、リンク化できるツールを探していました。

─この要望は最近うまれたものでしょうか。

伊藤様:最近ですね。ここ数年で営業支援ツールとして「LINE WORKS」を導入し、「これを使ってお客様へのアポ取りや情報提供を行っていこう」と決めました。

しかしツール上で、PDFや動画データを添付してメッセージ送信できないことがわかり、「資料をリンク化するツールが必要だ」という声が上がるようになりました。

また、当社で導入しているセミナー管理ツールでも同様の課題がありました。
セミナーに予約・参加したお客様へ自動メールを送信する機能はありますが、このメールにも資料の添付ができません。

このように、直近で導入したツールから「資料をリンク化するツールが必要」という要望がうまれました。リンク化する機能があれば、ツールを使って一括で必要な情報を送れます。

選定理由(ログ分析の機能が決め手に。運用を始め「できること」が増加)

アイザワ証券投資情報サイト

─ActiBook導入の決め手を教えてください。

伊藤様:PDFや動画データを電子ブック化できる点、またサイト構築(ブックをまとめたウェブサイトを作成できる)が可能なこと、閲覧ログによりお客様ニーズを把握できることが決め手になりました。

─サイト構築やログ分析ができる点もご評価いただけたのですね。

伊藤様:そうですね。色々とリンク化できるツールを比較したところ、「どの情報にどれくらいの関心が持たれているか」というログ分析をする機能はActiBookが一番良いと思いました。導入の最大の決め手になった部分です。

サイト構築については、契約を結び、お話を進めるなかでご提案いただきました。当社では初心者が投資について気軽に学べるオウンドメディアサイトの「アイザワ投資大学」を以前より運営していましたが、ActiBookの導入によって会員制の「アイザワ証券 投資情報サイト」を運営することが可能になりました。

アイザワ投資大学」では初心者向けの記事を中心に情報発信をしていますが、「投資情報サイト」ではどちらかというと投資への関心が高い層向けにアナリストレポートやセミナー動画など投資判断に役立つ情報を掲載しています。

当社ではリサーチ部門が中心となり、日々レポート等を作成しています。既存のお客様をメインに情報提供用資料として作成しているものになりますが、これらの情報を受け取る手段がファイナンシャルアドバイザー経由だけではなくウェブ上でも可能になったのは大きな変化です。

また「投資情報サイト」は既存のお客様だけではなく、当社に口座をお持ちでないお客様でもご登録いただけます。このサイトを通じて少しでも当社のファンを増やしていきたいです。

─導入する際に期待していたこと、不安だったことはありましたか?

伊藤様:不安な点はほぼありませんでした。期待していたのは、ログ分析についてです。

潜在的な情報を収集することで、「当社でできることが増えるのではないか」という大きな期待がありました。

実際、運用を始めてからできることが増えたと感じています。

─ActiBookを実際に操作いただいた感想をお聞かせください。

伊藤様:サイト構築にあまり詳しくなくとも、わかりやすいUIで、使いやすいと思いました。

「ActiBook」は私が所属しているマーケティング部以外の部署でも使用していますが、操作が難しくないので、スムーズに活用できているようです。

活用と効果(サイト・LINE・メール、様々な媒体から資料が閲覧可能に)

─ActiBookをどのような用途で利用していますか?

伊藤様:当社が運用している「アイザワ証券 投資情報サイト」と、営業支援ツール「LINE WORKS」をメインに利用しています。

「投資情報サイト」の会員登録者数は、2023年8月のオープンから6か月で約5,000名となり、月間のコンテンツ閲覧数は約6,000PVになりました。多くの方にご利用いただいている状況です。

こうした中で、「ActiBook」により収集できる「お客様が何に興味を持っているか」というデータは、当社の財産になっていると感じています。

また当社では、お客様向けのアナリストレポートを毎日のように作成しています。従来その資料は、お客様と対面する際のセールス材料として使われていました。

しかし「ActiBook」を導入したことで、オンラインでの資料提供が可能になりました。さらに、「投資情報サイト」に会員登録をしていただければ、当社が公開している大半の資料へお客様自身でアクセス可能となります。

こちらから情報提供をせずとも、「アイザワ証券にはこんなレポートがあるのか」と気づきを提供できるようになったのは良かったです。
資料は見てもらうことが重要なので、その流れを作れたことは非常に価値のあることだと思います。

そのほか「何のレポートがどのくらい見られているのか」が分かるようになったので、レポートを作成しているアナリストの執筆モチベーションにもつながっていると思います。

─ActiBookのご利用における満足度を教えてください。特にどのような点を良いと感じていますか。

伊藤様:細かな処理をできる点が良いと思いました。

電子ブック化したときに内部リンク化できる機能があったり、サイト構築でジャンル分けができるようになっていたり、ユーザー別に属性分けができたりします。

こういった機能を使うことで、色々なデータが得られますし、分析もしやすくなります。

今後の展望(運営サイトの充実)

─今後、ActiBookを使ってやっていきたいことを教えてください。

伊藤様:「ActiBook」を使用して、運営している「アイザワ証券 投資情報サイト」での会員数を増やし、情報提供の裾野を拡げていきたいです。

また、コンテンツを増やし、ユーザーの満足度を高めることで当社の認知拡大に繋げたいと考えています。

──今回はインタビューのご協力ありがとうございました!



執筆者

浦 将平

7年間マーケターとして従事。
法人向けの顧客管理ツールやデータ統合ツール、CMSのマーケティングに携わる。 2022年にクラウドサーカスに入社し、チャットボット・電子ブックのマーケティングを担当。 現在はクラウドサーカス全体のマーケティング戦略に従事。

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