「いつ、誰が、何を見たのか」アーカイブ動画のログが取れるように。機能と価格のバランスが良いツールです｜セールスギルド株式会社様

クラウドサーカス株式会社が提供する電子ブック作成ツール「ActiBook」を導入されているお客様の事例をご紹介します。

今回はセールスギルド株式会社の代表取締役・古瀬 貴大様に取材をさせていただきました。

事業内容

セールスギルド株式会社様は、新規営業立ち上げのためのコンサルティング、営業研修、営業代行など、法人向けの営業支援をしている企業です。具体的にはインサイドセールスの代行、オンラインセールスの代行などを行っています。

導入前の課題（アーカイブ配信で、「誰が見たのか」データが欲しかった）

ーActiBook導入前は、どのような課題を感じていましたか？

古瀬様：営業の大会「S1グランプリ」というオンラインイベントを主催しており、当日視聴できなかった方に対しては、YouTubeの限定公開でアーカイブ動画を配信していました。しかし、YouTubeのアーカイブ動画では誰が見たかわかりません。イベントの協賛企業から、「視聴申し込みのデータだけではなく、参加した人のデータも欲しい」と要望もあり、アーカイブの視聴データも把握したいと思っていました。

また、申し込みだけで参加しなかった人、リアルタイムで参加してくれた人、アーカイブで見てくれた人で、今後送るメールの内容やアプローチの仕方が変わります。アーカイブの視聴データがあれば、参加者に寄り添った情報提供が今後できると思いました。

選定理由（機能面と価格のバランスを評価）

―ActiBook導入の決め手を教えてください。

古瀬様：「いつ、誰が、何を見たのか」というログを取得できる点です。また、この人に見せる・見せないという権限が設定できる機能も良いと思いました。

―他に検討したツールはありますか？

古瀬様：ウェビナー管理ツールなどいくつか考えたことはありますが、コストがかかりますので、導入は保留としていました。

―ActiBookは機能と価格のバランスを評価していただけたのですね。

古瀬様：当初は「ログを取りたい」というニーズに応えるための導入と考えていました。しかし実際に使ってみると、その他の機能も豊富で未来の可能性を感じました。「こんなことができるのか」と驚きました。

―導入で期待していたこと、不安だったことを教えてください。また実際に使用してみていかがでしたか。

古瀬様：期待していた「ログの収集」という目的は達成できました。直感的に作業ができて、使い勝手も良かったです。

不安だったのは、申込情報のインポートや更新が簡単にできるのか？という点です。実際、インポートに戸惑いました。

申し込み者のデータをActiBookに取り込むには、まずインポート用の形式に情報を整えて、次に成型したデータをインポートする、という2段階の作業が必要です。
この際、情報に不備があるとインポートされず弾かれてしまうので、弾かれたデータを見直してまたインポートして……という作業が数度発生しました。運用の仕方で改善できる部分もあると思いますので、今度見直していきたいです。

活用と効果（多くの人が見たと分かり、イベントの価値も向上）

―ActiBookの主な活用方法と、導入後の効果を教えてください。

古瀬様：ActiBookは、アーカイブ動画のログを取得する目的で活用しました。

導入したことで、約3,000人が申込みをしたイベントのアーカイブ配信に、約1,000人訪れたことが分かりました。これはリアルタイム参加者と同等の人数です。いままでは当日の参加者しか計上できていませんでしたが、実際はその倍の人数が見ていたと分かったのは良かったです。多くの人が見たと分かれば、それだけイベントの価値が上がります。

またイベント参加者で、アンケートに回答してくれた人は資料を閲覧できるように設定しました。ActiBook上で動画も資料も見られるので、参加者は使いやすかったと思います。ここは権限付与の機能が役に立ちました。

―ActiBookを使ってみての、満足度を教えてください。

古瀬様：今後の期待も込めて、80点です。やりたいことは全て叶いましたし、直感的に使える、ユーザビリティの高いツールだと思いました。－20点の部分は、まだまだ運用面を工夫すれば時間短縮できたなという点です。今後、機能面のアップデートも期待できるので、楽しみにしております。

今後の展望（今後は、過去のウェビナーもコンテンツ化していきたい）

―今後、ActiBookを活用して行いたい施策などはありますか？

古瀬様：過去のウェビナー動画があるので、会員限定コンテンツとして公開したいと思っています。ただし録画しただけなので、編集する必要がありますし、視聴の権限を会員ごと、どのように割り振るのか考える必要もあります。
実現には時間がかかると思いますが、取り組んで行きたいです。

―今回はインタビューのご協力ありがとうございました！