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コストをおさえた使いやすいツールで、紙カタログを電子化。今まで届けられなかったお客様にも広く情報提供できるようになり、CVRは12.7%を達成!|株式会社SL Creations様

コストをおさえた使いやすいツールで、紙カタログを電子化。今まで届けられなかったお客様にも広く情報提供できるようになり、CVRは12.7%を達成!|株式会社SL Creations様

クラウドサーカス株式会社が提供する電子ブック作成ツール「ActiBook」を導入されているお客様の事例をご紹介します。

 

今回は株式会社SL Creationsの販売企画統括本部 事業開発部 通販事業課 石川リサ様に取材をさせていただきました。

株式会社SL Creations様

https://sl-creations.co.jp/

事業内容

1970年に創業した株式会社SL Creationsは、化学的合成添加物を使わない、安全性を追求したお惣菜などの、食材の開発・宅配・通販サービスを提供する企業です。加工食品・冷凍食品・調味料・栄養補助食品・キッチン・テーブルウェアから無添加基礎化粧品まで、年間の取り扱いは1,100品目数以上の幅広い商品を取り扱っています。

 

どこにも負けない安全・美味しい食品作りに取り組んでおり、疑わしきは使用せずの理念で、きわめて厳しい自社基準をクリアした商品のみを提供しているのが特徴です。販売員がお客さまのご自宅に商品をお届けする「宅配システム」、通販サイトで選りすぐりの食品を提供する「SL Creationsオンラインストア」、こだわりの食事をオフィスに常備できる法人向け宅配型社食サービス「オフィスプレミアムフローズン」などの事業を軸に、海外にも事業展開しています。

導入前の課題

浦:ActiBook導入にあたって、御社で抱えていた課題についてお聞かせください。

 

石川様:弊社で定期的に発行している月刊誌・商品カタログなどは、種類や数も多いため、お客様に見ていただきやすいよう、インターネット上にPDF形式のファイルをアップロードしていました。ただ、実際どのくらい見られているか・お客様にとって見やすく表示されているのか・使いにくさはないかといった計測は、まったくできていない状況でした。

 

浦:ユーザーの行動ログを計測したいという意向は、いつごろからあったのでしょうか?

 

石川様:まずはインターネット環境に慣れている通販のお客様からWebカタログサービスを提供し、効果測定をしてみたいと常々考えていました。

 

浦:それではActiBook導入のきっかけとしては、石川様から「こういう計測がしてみたい」「改善したい」と提案されたのですね。

 

石川様:そうですね、まずは通販課から導入してみたいと社内に提案しました。カタログを電子化することでさらにたくさんのお客様に見ていただくことができ、売上向上にもつながるのではと思いました。

 

選定理由

石川様:今年展示会に行ったときに、御社のブースにかわいらしい動物がいっぱいいて、なんだろうと思って足を止めてみたのがきっかけですね。

 

浦:ありがとうございます。展示会では、なにか他の電子ブックツールについてもお話は聞かれましたか?

 

石川様:その時は、電子ブック関連の他ツールのお話はとくに聞いていませんでした。最初は、PDCAをうまくまわせるツールがあればという目的で、チャットボットをはじめとするEC系ツールを見てまわっていました。というのも正直、はじめは電子ブックツールの存在を知りませんでした。

 

それがきっかけでまずはWebARツールを紹介していただいたのですが、弊社ではまだWebARを活用できるシーンが少なく、導入には至りませんでした。ただ打ち合わせでほかのツールについてもいろいろとご紹介いただく中で、電子ブックツールの存在を知りました。

 

浦:ActiBook導入の決め手となったのはどのような点ですか?

 

石川様:2〜3回の打ち合わせを経て、操作性がよく、すごく使いやすいと感じました。私たちの部署では、なるべくリソースを抑えて、だれでもかんたんに使えるツールであることを重視しているため、これなら使っていけるという手ごたえを感じられたのが大きいです。

 

またコストも重要な部分があるため、ツール導入においては、十分な費用対効果が見込めるかが非常に重要なポイントです。そういったコスト面も、他ツールと比べてそこまでハードルが高くなく、導入の決め手となりました。

 

活用と効果

浦:現在ActiBookは、おせちなどの商品カタログをWeb化する用途でお使いいただいていますが、そのほかにも「メルマガ用の商品チラシ」としてもご活用いただいているのですね。

 

石川様:弊社のカタログはさまざまな商品を掲載しており、商品や時期によっては、電話でしか注文できない商品もあります。しかし電話注文のみの商品は、オンラインストアに商品の掲載ができないため、メルマガで商品画像を貼って紹介をしていました。

 

オンラインストアで商品の詳細をみることができない部分をWebカタログが補い、訴求効果アップを狙っています。

 

浦:なるほど。メルマガ上でWebカタログ化したことを告知したことにより、電話注文も増えましたか?

 

石川様:目に見える成果という意味では、オペレーターからお客様に「メルマガ経由でしょうか」という確認はしておりませんので、効果測定はできておりません。

 

ただActiBookを入れたことでカタログのクリック数を確認できるようになったため、「Webカタログも見てくださっている」ということがわかりました。

 

浦:メルマガに記載しているWebカタログへのリンククリックは、数としては多いのですか?

 

石川様:当初、静止画で訴求していたときはそこまでではなかったと思います。しかしWebカタログの使い方が分かるようにバナーを動く画像(Gif画像)に変更してみたり、A/Bテストをした結果、クリック率への改善に繋がりました。その点では、Webカタログはまだ一般の方に浸透してない部分もあるのかなと感じましたね。

 

浦:最近でこそスーパーのチラシなどでも見かけますが、そのままPDFファイルを貼り付けているものもまだまだ多いですよね。ActiBookを導入していただいて、よかったなと感じるポイントを教えていただけますか?

 

石川様:おせちは弊社の主力商品ですが、いままでカタログは紙媒体のみだったため、商品をご購入いただいたお客様・お問合せいただいたお客様以外には、見ていただく機会がありませんでした。しかし紙カタログをWebカタログ化したことで、Web広告などから弊社のLP・Webサイトに流入された方たちにも、紙カタログとおなじように商品情報を提供できるようになりました。ここが導入して一番よかったと思うところです。

 

LPだけで商品を訴求しようとすると、縦長のレイアウトですので、スクロールが長かったり、リンクをクリックする数が多かったりしないと、探している情報までたどり着くことが難しい部分があると思います。

 

浦:おせちLPの企画・制作も、通販課内で行っているのですか?

 

石川様:オンラインストアのおせちLPにつきましては、私が担当者としてディレクションさせていただいています。

 

WebカタログはLPと比較しても、お客様がシンプルに「めくる」動作だけで閲覧できます。おせちをご購入いただくお客様の中ではご年配の方も多くいらっしゃるので、直感的な操作で見ていただけて、商品とユーザー層への相性がよかったのではないかと思います。

 

浦:Webカタログを運用していただいた成果として、具体的な数字があれば教えてください。

 

石川様:約3か月間の取り組みで、コンバージョン率は12.7%です。

 

浦:すごく高い数字ですね。

 

石川様:ありがとうございます。おかげさまで大変いい数字が出せたと思います。紙カタログのほうにも、QRコードとパラメータは設置しています。実際計測してみると、紙カタログからも買われている方が結構いらっしゃるのが数字で見えるようになったのも、Webカタログにしてよかった点だと思います。

 

浦:担当者のやりとりや、実際にツールを使ってみて満足している部分、とくによいと思う機能などがあれば教えていただけますか。

 

石川様:総合的に、ご担当者さまがとてもわかりやすい説明をしてくださって、Webの知識があまりなくても、だれでも運用できるツールだと思いました。

 

機能としては、リンクを貼って、そのリンクをお客様にわかりやすいよう目立たせられるのも非常にいいなと思っています。WebカタログはWeb画面上でも紙のようにめくりながら見られるものだと思っていましたが、ActiBookではリンクを貼ったり動画を貼ったりと、動的要素を加えられるのも強みだと思いました。

 

浦:ありがとうございます。ちなみにActiBookのログ分析機能はご利用いただいていますか?

 

石川様:はい、使っています。たとえばおせちカタログの特定ページの閲覧数という意味では、最初は「指でスワイプ(めくる)して見れる」という動作の説明を入れてませんでした。そのため1ページ目で離脱してしまうお客様もとても多かったのですが、ActiBookのご担当者様にご相談させていただいたところ、「他社さんは最初のページをこんなふうに作っていますよ」と具体的な例をご教示いただきました。

 

それを元に「めくって見られますよ」というイメージを入れた後では、1ページ目での離脱がかなり減り、だいぶ均等にいろんなページを見てくださるようになりました。

 

とくにスマホでは本当に1ページ目での離脱が多かったのですが、改善後はまんべんなく見ていただけるような結果となっております。

 

浦:カタログを見られている端末は、スマホの方が多いのですか?

 

石川様:やはりスマホのほうが多いですね。紙カタログからQRコードで読み込んでいる方も意外といらっしゃることがわかって、来年はスマホ端末に対して、もっと目立つように工夫したいなと思っています。

 

今後の展望

浦:ActiBookを導入していただいたのは9月頭ごろでしたが、繁忙期のピークだったそうですね。

 

石川様:ActiBookを導入したのは年末商戦がはじまるタイミングだったため、ドタバタしてしまい、事前準備が足りなかった部分もありました。運用してみて、お客様の行動ログからもっとこうすればよかったという反省点も見つかりましたので、来年の課題としていろいろ改善していきたいと思います。

 

浦:今後ActiBookを使ってやっていきたいこと、展望などがありましたら教えてください。

 

石川様:お客様にもっと便利に使っていただくため、メインのカタログはできるだけWebカタログ化していきたいと思っております。

 

浦:今回通販課で出された数字を他部署の方にも見ていただければ、Webカタログのポテンシャルをわかっていただけるのではないでしょうか。

 

石川様:そうですね、お客様の動線とコンバージョンが拾えるのはとても大きいメリットだと思います。

 

弊社のカタログはたくさん種類がありますが、まずは各商品のLPページにWebカタログも一緒に掲載していくのが目標です。

 

あとは、そもそもお客様にWebカタログを開いていただかないと意味がないので、今後は、Webカタログへの誘導もさらに工夫を重ねていきたいです。今はページ内に画像を貼っての動線にしていますが、今後はフローティングバナーや動く画像など、さらに目立つようにして効果検証を図りたいと思います。

 

:今後も弊社のツールやカスタマーサクセスも併せてご活用いただき、御社のマーケティングにお役立ていただければ幸いです。

 

今回はインタビューのご協力ありがとうございました!



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