デジタル雑誌版で新規会員急増!解約率低下と業務効率化を実現 | 全国賃貸住宅新聞社
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- 以前より「アナログからデジタルへの転換が必要」と感じており、地主・家主の世代交代や需要の高まりを感じて導入。
- 紙の冊子をデジタル雑誌版に変換して定期購読サービスを展開。
- 予想以上の新規会員獲得につながる。
- 定期購読解約の抑制にも効果があった。
- 社内回覧用や情報検索用にも活用し、業務効率が向上した。
目次
はじめに
全国賃貸住宅新聞社様は、「地主と家主」という20年続く雑誌をはじめとする出版物の取材、記事執筆、編集を行っている企業です。
地主・家主を対象に、ネットにはない生の情報を提供しています。今回はご担当のG様に、ActiBook導入についてのお話を伺いました。
導入前の課題
ーActibook導入前の課題をお聞かせください。
G様:前々から「アナログからデジタルへの転換が必要」だということを課題として認識していました。
導入前は紙だけでの管理を行っていたので、過去の情報を調べる際には担当者に直接聞くしか方法がありませんでした。エクセルなどを活用する方法もありましたが、それならデジタル化した方が良いと感じました。
ー導入する契機は何かありましたか?
G様:現在の地主さんや家主さん達の代から子供たちの代へと引き継がれる「世代交代」を考えたときに、「書店に置いてあるかどうかわからないアナログ版を提供するより、デジタル雑誌も用意した方が若い世代にとって便利ではないか」という考えがあり、タイミングと需要が高まったので導入に踏み切りました。
導入の決め手
ー導入の決め手をお聞かせください。
G様:デジタル化に際して他のツールもいくつか比較検討しましたが、自社の定期購読というビジネスモデルとマッチしないと感じました。そんな中でActiBookは、デジタル化において比較的ハードルが低く感じられたのが決め手の一つですね。
さらにコストパフォーマンスが良かった点も魅力でした。サーバーの用意を面倒に感じていたところ、ActiBookの場合はサーバーを用意してくれるうえ、料金が抑えられる点も導入の決め手になりました。
また、私自身が前職でActiBookにお世話になっていたので、使いこなせるという自信があったのも理由の一つです。前職から少し経ち、ActiBookは痒いところに手が届くようなパワーアップを遂げたサービスになっていました。
施策内容
ー現在、ActiBookをどのような用途で利用していますか?
G様:アナログ版の小誌「地主と家主」をそのままデジタル雑誌版に変換し、定期購読サービスを展開しています。
また弊社では社内でも活用させてもらっています。弊社従業員は週何回か在宅勤務を利用できるのですが、それだと仕上がった冊子を配るのにタイムラグが生じやすいという課題がありました。デジタル化することでその問題の解消もできました。
他にも社内での情報検索の際にも活用しています。たとえば、「前回どんなことを伺ったか」「いつ頃取材したか」などをすぐ検索できるので、取材先を選定する際に役立っています。取材先に「デジタル雑誌版の方が軽くていいですよ」と宣伝をして、売上に貢献してもらうこともありますね。
ーデジタル化のプロセスはどのように進められましたか?
G様:導入はありがたいことにスムーズに決まりました。その後、私を含む4人でチームを組み、動作の確認や課題の洗い出しを行いました。
チーム編成後はまず会員登録を行う必要があったので、その仕組みづくりから始まりました。その後、会員登録や本棚の管理に取り組み、紙版の編集作業の合間にデジタル雑誌版を作成・宣伝しています。
賃貸仲介や管理のデータを集めた書籍の宣伝にもActiBookを活用させてもらっているのですが、購読申し込みページに遷移できる点が非常に便利で助かっています。
導入後に得られた成果
ー導入後に得られた成果について教えてください。
G様:最初は新規会員の申し込みに関してはあまり期待しておらず、購読管理も編集部内で手作業していたのですが、それを後悔するくらい、想像を超えた数の新規会員が獲得できました。「紙の本を置くスペースがない」という読者の方からの評判は上々で、定期購読の解約抑制に役立っていると思います。
弊社では定期購読更新の際に請求書を送付するのですが、その際にデジタル雑誌版があることをお伝えすると、申し込んでいただけることが多いです。他にはWebの自然検索からの流入での申し込みもあります。
ー広告・宣伝はどのように行いましたか?
自社の多媒体への広告掲載と、日経新聞へのアナログ版の広告掲載をしています。遷移先のサイトではデジタル雑誌版についてお伝えしており、そこからの流入もあると思います。
アナログ版の広告や発売日、展示会でのお知らせなどで知っていただき、徐々に新規会員数が増えています。
ーお客様のデジタルへの抵抗のようなものは感じられましたか?
G様:多くの方がデジタル慣れしており、思った以上にデジタルへの抵抗感がなかったように感じました。ご年配のお客さまでも、一度デジタル雑誌の画面に接続できれば皆さん使いこなしていらっしゃいました。
ActiBookを使用した感想
ーActiBookを実際に操作いただいた感想をお聞かせください。また、最初は敷居が高いと感じたとのことですが、具体的にどのあたりでそのように感じましたか?
G様:導入前は紙しか扱っておらず、エクセルも活用していなかったので、デジタル化に対する漠然とした苦手意識がありました。「簡単とはいうけど…」という気持ちがあり、最初の一歩を踏み出すのが大変という意味で、敷居が高いと思っていました。
でも、ActiBookは勉強して知識をつけなくても利用できました。最初は身構えていましたが、チームメンバー皆、「意外と簡単に利用できる」という使用感で安心しました。
ーActiBookのどの機能が特に役に立っていますか?
G様:ドラッグ&ドロップでPDFをそのままデジタル雑誌版に変換し、本棚に登録できるというのがとても便利です。ちょうど良いサイズに変更したい時には、「画素数を落とす」などの機能も活用でき、細かい心配りもありがたいです。
読者の立場で言うと、ある程度の検索がきくので「あれ?あの記事何号だっけ?」と思ったときに探しものがはかどります。
更新管理についても、ActiBookで「○月グループ」としてグループ化し、データを活用して管理できるのは非常に良い点だと思います。読者のリストがCSVで落とせるので、付き合わせもできて管理が楽になりました。
「どのページがどのくらい読まれているか」ということを把握できるログ機能もありがたいポイントです。その結果を誌面の企画に反映するなどして役立てています。
ーActiBookのご利用について満足度をご教示ください。また改善してほしい機能や追加してほしい機能があればお聞かせください。
G様:満足です。定期購読管理もできるようになれば言うことはありませんが、贅沢は言いません(笑)購入時のクレジット決済との連携など、新たな機能も増えると尚ありがたいです。
Webサイトのように「今人気のページ!」という感じで関連ページを表示し、回遊を促すのもおもしろいのかなと思います。
読者がページ単位でお気に入りをスクラップできる機能もあったら楽しそうですね。離脱防止機能がより豊富になったら嬉しいです。
今後の展望
ー今後、ActiBookを使ってやっていきたいことを教えてください。
G様:ActiBookを企画に活かして販促をもっと強化し、戦略的に活用を進めていきたいと思うようになりました。
ーありがとうございます。最後に、サポートへのご意見がありましたらご教示ください。
特に意見はありません。操作性についてご担当の方に質問すればすぐご教示いただけます。
困っても聞けばすぐに解決できるので安心感があり、サポートの手厚さは想定以上で嬉しかったです。担当の方にアドバイスをいただいた通りにメルマガを工夫したら効果も得られました!感謝しています。