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電子カタログとは? 導入メリットや紙カタログとの違いを解説

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電子カタログとは? 導入メリットや紙カタログとの違いを解説

現代のビジネスでは、企業が製品やサービスを顧客に紹介する方法が多様化しています。その中でも、カタログは依然として重要なツールの1つです。

しかし、紙のカタログを制作や管理をするにはコストや時間がかかり、環境面でも問題があるため、多くの企業が電子カタログの導入を検討しています。
本記事では、電子カタログの概要やメリット、紙のカタログとの違いについて解説していきます。

 

 

ペーパーレス化とは?

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電子カタログとは、製品やサービスの情報を電子的な形式でまとめたものです。従来の紙のカタログと同様に、商品やサービスの写真、説明、価格、スペックなどが含まれていますが、電子的な形式で提供されるため、デジタルデバイスからなどオンライン上で容易にアクセスすることができます。

電子カタログは、ウェブサイト、モバイルアプリ、電子メール、USBドライブ、CD-ROMなどの様々な形式で提供されます。また、インタラクティブな機能を備えていることもあり、製品の動画や3Dモデルなどを見ることができる場合もあります。

電子カタログは、紙のカタログと比較して、情報を素早く、簡単に更新できることが利点です。また、環境にも優しく、コスト削減にもつながります。企業は、顧客に最新の情報を提供し、製品やサービスの販売促進につなげるために、電子カタログを検討することも増えています。


紙カタログのメリット

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メリット① 直感的な操作性

紙のカタログは、ページをめくったり、商品を手で触ったりすることで直感的に情報を得ることができます。また、商品のサイズ感や質感なども実物に近いものを感じることができます。

 

メリット② オフラインでも利用可能

電子カタログは、インターネット環境がない場所では利用できませんが、紙のカタログは、どこでも手軽に利用できます。

 

メリット③ コレクションとしての価値

特定の分野やブランドの紙のカタログをコレクションとして集める人もいます。このような場合、紙のカタログは、希少価値や歴史的価値を持つことがあります。


紙カタログのデメリット

 

デメリット① 持ち歩きに不便、スペースを取る

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大量の製品を含むカタログは非常に重くなり、持ち運びが困難になります。また、保管するためには、大きなスペースが必要になります。特に、カタログの種類やバージョンが多い場合は、保管スペースを確保することが困難になることがあります。

 

デメリット② 更新が困難

カタログを作成した後、製品ラインナップや価格などが変更された場合、修正版を作成する必要があります。そのため、修正版が出るまでの間、古い情報が掲載されたままとなる可能性があります。

 

デメリット③ 資源の浪費

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大量の紙を使って作成されるカタログは、環境に負荷をかけることになります。また、製造や輸送にも多くのエネルギーや資源が必要になるため、コストが高くつく可能性があります。

 

デメリット④ 費用がかかる

カタログの製造や印刷、配布、輸送には多くのコストがかかります。また、修正版を作成するためにも追加のコストが必要になります。これに対し、電子カタログは作成や修正、配布、閲覧にかかるコストが比較的低いと言えます。



電子カタログのメリット

 

メリット① コスト削減

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紙のカタログは印刷、製本、配送などの費用がかかりますが、電子カタログはこれらのコストを大幅に削減できます。

 

メリット② 環境に優しい

紙のカタログは大量の紙やインクを使用し、配送には多くの燃料が必要ですが、電子カタログは紙やインクの使用を最小限に抑え、環境にやさしいです。

 

メリット③ リアルタイムの更新が可能

電子カタログは常に更新でき、最新の情報を常に提供することができます。一方、紙のカタログは更新が必要な場合は再印刷する必要があります。

 

メリット④ 検索性の向上

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電子カタログには検索機能があり、必要な情報を素早く見つけることができます。一方、紙のカタログでは、情報を探すためにページをめくる必要があります。

 

メリット⑤ 紙やPDFではできない体験

電子カタログには、動画、音声、アニメーションなど、紙のカタログでは提供できない要素を追加することができます。




 

電子カタログのデメリット

 

デメリット① 電子機器やオンラインに接続できる環境が必要

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電子カタログは通常、オンラインでの閲覧が前提となっています。インターネットに接続できない場所では、閲覧が制限されることがあります。

電子カタログを閲覧するためには、スマートフォン、タブレット、パソコンなどの電子機器が必要になります。また、それらの機器を持っていない人や、インターネット環境が整っていない地域の人にはアクセスが制限されることがあります。

 

デメリット② 見にくい場合がある

紙のカタログと比較すると、電子カタログは画面の大きさによって表示される情報量が限られることがあります。また、画面が小さい場合、文字が読みにくいという問題もあります。

 

デメリット③ セキュリティの問題

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電子カタログは、オンラインで公開されることが多いため、情報漏洩やハッキングのリスクがあるという問題があります。このため、適切なセキュリティ対策が必要になります。

 

紙カタログが向いている企業

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紙のカタログの使用が適している企業は、以下のような特徴を持つ企業です。

 

1.商品の種類が少ない企業

商品の種類が多くない企業は、カタログを作成するのが比較的容易です。また、商品情報が変更されることもあまりないため、更新もしやすいです。

 

2.商品が高額である企業

商品が高額である場合、顧客は細かく商品情報を確認したいと考えることが多く、紙のカタログの方がよりわかりやすく、信頼性が高いと考えられます。

 

3.年齢層が高い顧客を主に対象としている企業

年齢層が高い顧客には、紙のカタログの方がなじみが深く、使いやすいと感じる場合があります。

 

ただし、これらの企業でも、電子カタログの導入によって業務の効率化や顧客サービスの向上を図ることができる場合もあります。企業によって最適なカタログの使用方法を検討する必要があります。

 

電子カタログが向いている企業

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電子カタログは、以下のような企業や業界で特に有用と考えられています。

 

1.IT企業

革新的な製品やサービスを提供しているIT企業は、常に最新情報を伝える必要があります。電子カタログは、迅速かつ効果的に情報を提供し、顧客のニーズに合わせたカスタマイズが容易であるため、IT企業にとっては適しています。

 

2.小売業

小売業では、毎年数多くの製品や商品を販売しています。紙のカタログを作成し、印刷するには時間とコストがかかりますが、電子カタログは迅速に更新でき、デジタルマーケティングにも利用できるため、小売業にとっては有用です。

 

3.建設業

建設業には多数の部品や材料が必要であり、紙のカタログでは煩雑であり、物理的なスペースも必要です。一方、電子カタログは、製品を簡単に検索でき、容易にアクセスできるため、建設業界にとって有用です。

以上のように、電子カタログは、情報を迅速に提供し、顧客のニーズに合わせてカスタマイズすることができるため、多くの企業や業界で有用とされています。



電子カタログサービスActiBookの紹介

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「ActiBook」とは、PDFや動画などのコンテンツを電子化・管理・発信できるツールです。URLリンク、音声、動画、アニメーションなどのコンテンツを組み込んだ電子書籍の作成が可能で、PCやスマートフォン、タブレットなどの様々な端末で閲覧することができます。編集画面がシンプルで使いやすく、直感的な操作で電子書籍を作成することができるため、初心者でも簡単に作成することができます。

ActiBookで電子カタログを作成することについて、電子カタログとしてのメリットの他、デメリットを補う以下のメリットが挙げられます。

 

「オフライン閲覧」機能(デメリット①オンライン環境必須 を補完)

ActiBookには「オフライン閲覧キット」機能があり、ActiBookで作成したブックをオフラインで閲覧できるものです。

CD-ROMやUSBなどに格納できます。

 

豊富な拡大率を設定できる(デメリット②見にくい場合がある を補完)

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読み手がActiBookで作成した電子ブックを閲覧する際の、拡大率の設定が可能です。

デフォルトの拡大率200%に加えて、300%,500%,700%まで自由に選択できるようになります。

 

セキュリティ対策に関する機能が豊富(デメリット② セキュリティの問題 を補完)

ActiBookには「限定公開機能」があり、電子ブックをユーザーごとに閲覧制限をかけることができます。ユーザーをいくつかのグループに所属させ、「グループAにはカテゴリ1の電子ブックのみ、グループBにはカテゴリ1,2,3の電子ブックを閲覧可能にする」などといった、電子ブックの出し分けも可能です。

 

また管理画面上でIPを登録することで、特定のIPアドレスからのアクセスのみ許可するといった「IPアクセス制限設定」も可能です。

 

まとめ

ここまで、電子カタログの基本情報や紙のカタログと比較したメリットとデメリットなどをご紹介しました。

「ActiBook」は、資料の電子化による管理やリッチコンテンツ化、そしてマーケティング施策での利用場面でご活用いただけるツールです。Freeプランから始められるので、この機会にぜひお試しください。

 

 



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